英検、団体受験特別措置28団体でリスニング問題に不備

 日本英語検定協会は2019年10月9日、2019年度第2回実用英語技能検定(英検)団体受験の特別措置において、準2級のリスニング問題で一部に不備があったと公表した。対象となる団体は28団体(予定受験者数47名)。今後の対応は追って公表する。

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日本英語検定協会「英検」
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 日本英語検定協会は2019年10月9日、2019年度第2回実用英語技能検定(英検)団体受験の特別措置において、準2級のリスニング問題で一部に不備があったと公表した。対象となる団体は28団体(予定受験者数47名)。今後の対応は追って公表する。

 不備があったのは、10月4日に実施された2019年度第2回英検。団体受験の特別措置において、準2級のリスニングテロップ全30問のうち、最後の設問であるNo.30の問題本文に続く質問文が表示されず、解答時間が始まってしまったという。

 対象となる団体は28団体(予定受験者数47名)で、該当の団体責任者にはすでに説明を行った。現在は、1次試験の採点作業を進めつつ、影響範囲の特定や対応方針を検討しており、影響範囲など詳細が判明次第、今後の対応を該当の団体に報告し、公表するとしている。

 2019年度第2回英検は、すでに一次試験の解答速報をWebサイトで公開している。一次試験の合否結果・成績表の閲覧サービスは10月21日に公開予定。公開時間は団体が正午以降、個人(英ナビ)は公開時間が級により異なり、1級・準1級は正午以降、2級は午後1時以降、準2級は午後2時以降、3級は午後3時以降、4級は午後6時以降、5級は午後7時以降。個人(ログインサービス)は10月23日午前10時以降に公開する。

 3級以上の合格者を対象に実施する二次試験は、A日程が11月3日、B日程が11月10日。申込内容に応じて日程が適用される。詳細は、英検Webサイトで確認できる。

《外岡紘代》

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