受験シーズン、雪少なく暖冬…気象庁3か月予報

 気象庁は2019年11月25日、12月から2月の3か月予報を発表した。気温は全国的に平年並みか高く、北・東・西日本の日本海側の降雪量は、平年並みか少ないと予想される。

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3か月の平均気温・降水量・降雪量
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 気象庁は2019年11月25日、12月から2月の3か月予報を発表した。気温は全国的に平年並みか高く、北・東・西日本の日本海側の降雪量は、平年並みか少ないと予想される。

 気象庁地球環境・海洋部が発表した「向こう3か月の天候の見通し」によると、寒気の南下が弱く、冬型の気圧配置が長続きしないため、12月から2月の気温は、全国的に平年並みか高いという。

 北・東・西日本太平洋側では、12月は気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない。1月と2月は平年と同様に晴れの日が多い予報。

 北・東日本の日本海側では、12月と1月は寒気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雪、雨の日が少ない。2月になると平年と同様に曇りや雪の日が多い。沖縄・奄美では、12月から2月の3か月は平年と同様に曇りや雨の日が多いと予想される。

 なお、この時期の天候に影響の大きい北極振動の予想は難しく、現時点では考慮できていないため、予報には不確定性があるという。常に最新の1か月予報などを確認のこと。

《工藤めぐみ》

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