12月2週目の注目映画は『ぼくらの7日間戦争』。
本作は1985年からシリーズの出版が続く宗田理の小説『ぼくらの七日間戦争』が原作。31年前には宮沢りえデビュー作の実写映画が上映された本作が、アニメ映画として、現代の子供たちに向けて再構築されました。
シリーズのスピリットを継承しつつ、現代の子どもたちが立ち向かうべき大人や”敵”の姿を変えることで、子供たちを取り巻く問題を浮き彫りにしています。
また、本作には実写版『ぼくらの七日間戦争』で主人公・中山ひとみを演じた宮沢りえが同役で登場。新しい「7日間戦争」に向き合う少年少女たちとの交流も見どころとなりそうです。ぜひ劇場でチェックしてみてください!
『ぼくらの7日間戦争』/12月13日公開

あらすじ
いつもひとりで本ばかり読んでいる、鈴原守。片思いの相手は、お隣に住む幼馴染の千代野綾。しかし綾は、一週間後に議員である父親の都合で東京へ引っ越すことを迫られていた。
「せめて、17歳の誕生日は、この街で迎えたかったな」。
やり場のない綾の本音を聞き、守は思い切って告げる。
「逃げましょう……っ!」。
綾の親友・山咲香織をはじめ、明るく人気者の緒形壮馬、ノリのいい阿久津紗希、秀才の本庄博人までもがこの逃避行に加わり、駆け落ちを夢見ていた守は拍子抜けするが、特別な夏の始まりには違いなかった。
もはや観光施設にも使われていない古い石炭工場を秘密基地に、ただ7日間、大人から隠れるだけのバースデー・キャンプ。
それは、少年たちの精一杯の反抗。だがその夜、工場に潜んでいたタイ人の子供・マレットと出会ったことで、事態は想像もしなかった方向へ向かう――。
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キャスト&スタッフ
■キャスト:
北村匠海
芳根京子
宮沢りえ(特別出演)
潘めぐみ
鈴木達央
大塚剛央
道井悠
小市眞琴
櫻井孝宏
■原作:宗田理『ぼくらの七日間戦争』(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA 刊)
■監督:村野佑太
■脚本:大河内一楼
■制作:亜細亜堂
■配給:ギャガ KADOKAWA
■製作:ぼくらの7日間戦争製作委員会
(C)2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会