【高校受験2020】都立高志望倍率(12/13時点)男子は青山2.19倍など

 東京都教育委員会は2020年1月7日、令和2年度(2020年度)都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果を公表した。都立高校志望率は、前年度(2019年度)より1.38ポイント減の72.14%。普通科の最高志望倍率は、男子が青山高校2.19倍、女子が広尾高校2.45倍だった。

教育・受験 中学生
令和2年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査結果「志望率の推移」
令和2年度 都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査結果「志望率の推移」 全 5 枚 拡大写真
 東京都教育委員会は2020年1月7日、令和2年度(2020年度)都立高校全日制等志望予定(第1志望)調査の結果を公表した。都立高校志望率は、前年度(2019年度)より1.38ポイント減の72.14%で、平成29年度より3年連続で減少している。普通科の最高志望倍率は、男子が青山高校2.19倍、女子が広尾高校2.45倍だった。

 令和2年度(2020年度)都立高校全日制等志望予定調査の対象は、都内区市町村立中学校および義務教育学校(611校)の卒業予定者7万5,333人。2019年12月13日の調査時点で、卒業予定者のうち91.53%が全日制高校を志望。そのうち4万9,445人が都立高校を志望しており、都立高校志望率は72.14%。前年度(2019年度)の73.52%と比べ、1.38ポイント減少した。

 都立高校全日制の志望予定者数は4万9,064人、志望倍率は1.24倍。普通科でもっとも倍率が高い学校は、男子が青山高校2.19倍、女子が広尾高校2.45倍。そのほか、男子は戸山高校2.10倍、石神井高校2.03倍、城東高校1.99倍、狛江高校1.95倍。女子は三田高校2.37倍、青山高校2.27倍、竹台高校2.16倍、昭和高校2.09倍など。

 専門学科では、工芸高校(デザイン)2.54倍がもっとも高く、国際高校(国際・一般)2.13倍、工芸高校(マシンクラフト)2.00倍、総合芸術高校(美術)1.94倍、葛西工業高校(機械)1.89倍が続いた。

 進学指導重点校の志望状況をみると、日比谷高校が男子1.57倍、女子1.64倍、戸山高校が男子2.10倍、女子1.93倍、青山高校が男子2.19倍、女子2.27倍、西高校が男子1.55倍、女子1.57倍、八王子東高校が男子0.97倍、女子1.31倍、立川高校が男子1.80倍、女子1.45倍、国立高校が男子1.43倍、女子1.66倍。

 進学指導特別推進校の志望状況は、小山台高校が男子1.54倍、女子1.73倍、駒場高校が男子1.27倍、女子1.50倍、小松川高校が男子1.41倍、女子1.29倍、町田高校が男子1.09倍、女子1.04倍、国際高校(一般)2.13倍、新宿高校1.61倍、国分寺高校1.52倍。進学重視型の専門学科高校は、科学技術高校(科学技術)0.83倍、大田桜台高校(ビジネスコミュニケーション)0.81倍、千早高校(ビジネスコミュニケーション)0.96倍が募集人員を下回った。

 東京都教育委員会Webサイトには、各校の募集人員・志望予定者数・倍率が掲載されている。

《外岡紘代》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集