東京五輪「子どもたちにとって良い」9割…世論調査

 2020年東京大会の開催を「次世代を担う子どもたちにとって良いこと」と考える人が9割近くにのぼることが2020年2月14日、内閣府の世論調査結果から明らかになった。日本のイメージ向上や外国人旅行客増など「日本を変えるきっかけになる」との回答も8割を超えた。

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子どもたちにとって良いことか
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 2020年東京大会の開催を「次世代を担う子どもたちにとって良いこと」と考える人が9割近くにのぼることが2020年2月14日、内閣府の世論調査結果から明らかになった。日本のイメージ向上や外国人旅行客増など「日本を変えるきっかけになる」との回答も8割を超えた。

 「2020年東京オリンピック・パラリンピックに関する世論調査」は2019年12月5日~15日、全国18歳以上の日本国籍を有する人を対象に個別面接聴取法により実施した。有効回収数は1,632人。

 2020年東京大会を開催することについて、「日本にとって良いことだと思う」と回答した人は、「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」を含めて85.5%。「次世代を担う子どもたちにとって良いことだと思う」と回答した人は88.8%で、性別で見ると女性、年齢別では40歳代が多い傾向にあった。

 2020年東京大会を開催することが、日本のイメージ向上や外国人旅行客の増加など「日本を変えるきっかけになると思う」と回答した人は82.2%だった。

 このほか、ジョギングや散歩など「スポーツを通じた健康づくりに対する関心が高まることにつながると思う」と回答した人は49.7%。職場や飲食店など人が集まる場所で他人のたばこの煙を吸う機会が減少することにつながるかについては、45.3%が「受動喫煙の減少につながると思う」と答えた。

 公共施設の多目的トイレや電車のホームドアの整備など「街のバリアフリー化の進展につながると思う」は85.6%。「障害者に対する理解・関心が深まることにつながると思う」は82.5%。2020年東京大会をきっかけに選手と住民が交流することが「地域活性化や異文化交流に役立つと思う」と回答した人は86.6%。東京だけでなく「日本全国で東京大会を盛り上げることに役立つと思う」は76.7%だった。

《奥山直美》

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