チャレンジタッチ、赤ペン先生による双方向の個別指導4月開始

 ベネッセコーポレーションが展開する小学生向けの通信教育「進研ゼミ小学講座」は2020年4月より、タブレット学習を中心とする「チャレンジタッチ」の小学3年生から6年生向け講座で、担任の「赤ペン先生」による毎月の添削指導を開始する。

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進研ゼミ小学講座CM「赤ペン先生」篇
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 ベネッセコーポレーションが展開する小学生向けの通信教育「進研ゼミ小学講座」は2020年4月より、タブレット学習を中心とする「チャレンジタッチ」の小学3年生から6年生向け講座で、担任の「赤ペン先生」による毎月の添削指導を開始する。

 近年、核家族化や共働き家庭の増加など、家族のあり方の変化により、保護者の子どもの学習への関わり方も変化している。子どもが1人で自宅学習に取り組み、力を伸ばすことへの期待が高まっているという。「進研ゼミ小学講座」が2019年4月に小学生の保護者9,426人を対象にした調査では、63%が「子どもの自宅学習に携わりたいが、負担に感じることもある」と回答している。

 小学校で2020年度から全面実施される新学習指導要領では、思考力・判断力・表現力の育成が重視されているが、自宅学習でこれらを伸ばしていくためには、「記述式の問題は苦手意識を持つ子どもが多く、学習意欲の維持が難しい」「正解が1つではないため、自分で答え合わせしたり、タブレット学習で自動採点したり、保護者が採点・指導したりすることが難しい」という課題がある。

 そこで、子どもたちひとりひとりに寄り添い個別指導する新しいサービスを開発。「チャレンジタッチ」の小学3年生から6年生向け講座で、担任の赤ペン先生による毎月の添削指導を、受講費は据置きで開始することになった。

 チャレンジタッチでの赤ペン先生の指導により、子どもの学習意欲を引き出す担任制の個別指導を実現する。記述式問題ならではの指導として、思考力・判断力・表現力を観点ごとに分解して、継続的に到達度を測りながら指導することで、着実に力が積み上がる設計になっている。

 タブレットでの添削指導時に、ほかの会員の解答例を赤ペン先生が紹介してくれるので、問題を通じて多様な考えに触れ、自分の解答と比べながら自分の考えを深めることもできる。

 チャレンジタッチでの答案の提出は、これまでの年3回から4月より毎月となる。答案は最短翌日から約3日間で返却される。子どもたちが問題を忘れないうち、意欲のあるうちに復習できるので、見直しによる学習の定着も図れるという。

 「進研ゼミ小学講座」は、子どもたちの学習意欲を引き出す赤ペン先生の指導のコツや会員の声などを動画や体験などを交えながら紹介する特設Webサイトを公開している。

《外岡紘代》

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