【大学受験2021】東京大学の推薦入試「1校4人」に拡大

東京大学は2020年3月10日、2021年度(令和3年度)入学者選抜の学校推薦型選抜に関する予告を発表した。推薦要件について、2020年度(令和2年度)まで「男女各1人まで」としていた学校長が推薦できる人数を「1校4人まで、男女各3人以内」に変更する。

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 東京大学は2020年3月10日、2021年度(令和3年度)入学者選抜の学校推薦型選抜に関する予告を発表した。推薦要件について、2020年度(令和2年度)まで「男女各1人まで」としていた学校長が推薦できる人数を「1校4人まで、男女各3人以内」に変更する。

 東京大学では、学部学生の多様性を促進するため、2016年度(平成28年度)入学者選抜から推薦入試を実施。この5年で全国各地の高校などから意欲的な学生が入学し、学部教育の活性化に重要な役割を果たしているという。

 推薦入試が2020年度入試で5回目を迎えるのをめどに必要な改善を図るため、東京大学では推薦入学生や指導教員、高校に対してアンケート調査を実施。その結果などを踏まえながら、改善方策を検討してきた。

 今回、高校などの受験希望者数に配慮しつつ、受験生の多様性を高め、学部教育のさらなる多様化・活性化を図るため、2021年度入学者選抜の学校推薦型選抜から、学校長が推薦できる人数を変更することを決めた。

 2020年度入試までは、各校が推薦できる人数は「男女各1人まで」とされてきたが、2021年度推薦入試からは「合計4人まで」に変更となる。ただし、男女は各3人以内。同一学部(医学部については各学科)への推薦は、男女各1人以内とする。

《奥山直美》

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