【休校支援】子どもの心の健康を促す7つのポイント、静岡大が資料公開
静岡大学は2020年3月11日、新型コロナウイルスによる休校措置期間中の子ども向けメンタルヘルス資料「レジりん通信」を公開した。同大学教育学部の研究室が作成したもので、Webサイトからダウンロード可能。レジリエンス(精神的回復力)をはたらかせる過ごし方を伝える。
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静岡大学教育学部の小林朋子研究室は、子どものレジリエンス(精神的回復力)に関する研究や実践を進めており、これまでに「ジャパンレジリエンスアワード」で準グランプリを受賞するなど社会的に高い評価を得ている。今回、休校中の子どもたちに向けて、レジリエンスをはたらかせる過ごし方についての資料「レジりん通信」を作成。子どもたちの心の健康が回復する一助となるよう、小林朋子研究室のWebサイトから誰でもダウンロードできる。
Webサイトに公開されているコロナウイルスに関わる子ども向け資料は、「レジりん通信(配布用)修正版」と「2020.3.6作成;臨時休校中の保健だより素材(4)レジりん通信(高校版)」の2つ。「レジりん通信(配布用)修正版」には、「レジりん」というキャラクターが登場。休校により悲しくなったり、不安になったり、眠れなくなったり、イライラしたりすることを、突然の出来事だから当たり前で自然なことと最初に伝え、「レジリエンス」について説明していく。
その後、レジリエンスをはたらかせる生活を送るため、「つながりを大事にしよう」など7つのポイントをあげている。たとえば「リラックスできることをやろう」では、眠れないときや気分が落ち着かないときにできるリラックス法を紹介。次に学校に行ったときにしたいこと、お家でチャレンジしてみたいことなどを記入する項目も用意されている。最後には、「いろいろあって不安になってしまうけど、これがずっとずっと続くわけではないよ」とメッセージ。まずはウイルスに感染しないように、うがい・手洗い、きちんとした生活習慣を送ろうとアドバイスしている。
「レジりん通信」は、すでに静岡県内の小中学校・高校で配布、学校のWebサイトに掲載といった形で活用されているという。日本心理臨床学会Webサイトの災害支援資料集では、小林朋子研究室による「レジりん通信」のほか、さまざまな機関が作成した資料を公開している。
《黄金崎綾乃》
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