沖縄・奄美で梅雨入り…昨年より4-5日早く

 気象庁は2020年5月11日、沖縄で梅雨入りしたと発表した。昨年(2019年)より5日早い。すでに奄美は5月10日ごろ梅雨入りしている。関東甲信や東海の梅雨入りは、平年が6月8日ごろ、昨年が6月7日ごろ。

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令和2年(2020年)の梅雨入り
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 気象庁は2020年5月11日、沖縄で梅雨入りしたと発表した。昨年(2019年)より5日早い。すでに奄美は5月10日ごろ梅雨入りしている。関東甲信や東海の梅雨入りは、平年が6月8日ごろ、昨年が6月7日ごろ。

 気象庁では、現在までの天候経過と1週間先までの見通しをもとに、梅雨の入り明けの速報を「梅雨の時期に関する気象情報」として発表している。梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間がある。気象庁発表の期日は移り変わりの期間のおおむね中日を示している。

 気象庁が発表した速報値によると、2020年は奄美で5月10日ごろ、沖縄で5月11日ごろ梅雨入りした。奄美では平年より1日早く、昨年より4日早い。沖縄では平年より2日遅く、昨年より5日早い。

 そのほかの地方の梅雨入りはまだ発表されていない。平年の梅雨入りは、九州南部が5月31日ごろ、九州北部と四国が6月5日ごろ、中国と近畿が6月7日ごろ、東海と関東甲信が6月8日ごろ、北陸と東北南部が6月12日ごろ、東北北部が6月14日ごろ。

 一方、平年の梅雨明けは、沖縄が6月23日ごろ、奄美が6月29日ごろ、九州南部が7月14日ごろ、九州北部が7月19日ごろ、四国が7月18日ごろ、中国と近畿、東海、関東甲信が7月21日ごろ、北陸が7月24日ごろ、東北南部が7月25日ごろ、東北北部が7月28日ごろ。

 なお、「平年」は、2010年までの過去30年の平均(入り・明けを特定しなかった年は除外)の日付を示している。

《工藤めぐみ》

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