湊かなえ選考「高校生のための小説甲子園」7/30締切

 集英社は、「第1回 高校生のための小説甲子園」の応募作品を募集している。締切は2020年7月30日。高校生、高等専修学校、各種学校の生徒であれば、ジャンルを問わず応募可能。7つのブロック予選を通過した作品の筆者は10月25日に東京で行う本選に出場する。

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第1回 高校生のための小説甲子園 (c) 結布
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 集英社は、「第1回 高校生のための小説甲子園」の応募作品を募集している。締切は2020年7月30日。高校生、高等専修学校、各種学校の生徒であれば、ジャンルを問わず応募可能。7つのブロック予選を通過した作品の筆者は10月25日に東京で行う本選に出場する。

 「第1回 高校生のための小説甲子園」は、感性豊かなフレッシュな才能を発掘する高校生限定の文学賞。高校生、高等専修学校、各種学校の生徒であれば誰でも応募可能。恋愛・ファンタジー・冒険・ミステリー・時代もの、と小説のジャンルは問わず、原稿用紙15~30枚にまとめた短編小説を募集する。

 応募作品は、応募者が通う学校の所在地によって7つのブロックに分けられ、予選を実施。各予選を通過した1作品の筆者が本選に進む。選ばれた7名は10月25日に東京・集英社で行われる本選に出場。当日、選考委員として参加する作家・湊かなえが発表する課題に即して原稿用紙2~3枚程度の原稿を書き、優勝者1名を決定する。

 優勝者1名には賞金10万円が贈呈されるほか、作品を集英社のPR誌「青春と読書」に掲載。また、湊かなえから本選出場者の各作品について講評やアドバイスをもらうこともできる。本選出場にあたり、本人と同伴保護者1名分の交通費、および宿泊が必要な場合の宿泊費は集英社が負担する。

 小説甲子園の開催にあたり、湊かなえは「今日はここまで書くぞと思ったら、とにかく書き進めてほしい。文法的に正しいかどうかを気にしたり、上手に書こうと思ってしまうと先に進めなくなるので、考えなくていいと思います。書いてる間は、自分が書いてるものが一番面白いんだっていう自己暗示をかけるといいですね。そういう強い気持ちを持って最後まで書ききったものを送ってほしい。上手な作品よりも面白い作品を待ってます」とコメントを寄せている。

◆第1回 高校生のための小説甲子園
対象:高校生、高等専修学校、各種学校の生徒
応募作品:短編小説(ジャンル不問)、原稿用紙15~30枚(または6,000~1万2,000字)の長さにまとめたもの
※縦書き、横書き、手書き、パソコン、用紙の大きさは自由
応募方法:郵送または特設サイトから応募する
応募締切:2020年7月30日(木)
※郵送の場合は当日消印有効
【本選】
日程:2020年10月25日(日)
会場:集英社(東京都千代田区)
内容:7つのブロック予選を通過した筆者7名が参加。当日、湊かなえが発表する課題に即して400字詰め原稿用紙2~3枚程度の原稿を書き、優勝者1名を決定する
賞:優勝者は賞金10万円、および作品を「青春と読書」2021年2月号に掲載
※本選参加者全員に湊かなえから作品についての講評を行う
※本選出場者本人と同伴保護者1名分の交通費、および宿泊が必要な場合の宿泊費は集英社が負担

《畑山望》

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