東京都区部の教育費、前年比8.8%減…消費者物価指数
総務省は2020年9月29日、2015年基準「消費者物価指数(CPI)」の東京都区部の2020年9月分中旬速報値を公表した。2015年を100としたときの「総合指数」は101.9で前年同月比0.2%上昇。「教育費」は93.6で前年同月比8.8%下落した。
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消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財やサービスの価格などを総合した物価の変動を時系列的に測定するもの。2015年の1年間を参照年次として100とし、月次や年平均の最新指数を公表している。
東京都区部の消費者物価指数(2020年9月分中旬速報値)によると、総合指数は101.9で前年同月比0.2%上昇。2017年から4年連続で上昇している。生鮮食品を除く総合指数は101.3で前年同月比0.2%下落。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は101.8で前年同月と同水準だった。
また、費目別の指数を見ると、教育費は93.6で前年同月比8.8%下落。内訳として「授業料等」が89.9で12.2%下落、「教科書・学習参考教材」が102.9で1.7%上昇、「補習教育」が107.2で3.5%上昇している。
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