公立小中学校などの普通教室、冷房設置率は93%…公立高校は87%
2020年(令和2年)9月1日時点における、公立の小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校の前期課程、特別支援学校、幼稚園などにおける普通教室の冷房設備設置率は93.0%であることが、文部科学省が2020年9月30日に公表した調査結果より明らかになった。
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調査は、全国の公立学校施設(幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校)を対象に行ったもの。調査時点は2020年9月1日。
2018年度(平成30年度)補正予算の「ブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金」の対象となった公立の小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校の前期課程、特別支援学校、幼稚園などにおける普通教室の全保有室数42万6,414室のうち、冷房設備を設置しているのは39万6,567室で、冷房設備設置率は93.0%。前年(2019年)の78.4%から14.6ポイント増加している。特別教室などの設置率は、前年より7.0ポイント増となる57.5%。体育館などの設置率は、前年より5.8ポイント増え9.0%であった。
2020年9月1日時点の、公立小中学校の普通教室における冷房設置率を都道府県別に見ると、「0~40%」は「北海道」「青森県」「秋田県」の3道県のみ。多くの都府県で前年よりも大幅に改善され、そのほかの都府県はすべて「80~100%」となっている。
高等学校における普通教室の設置率は、前年比3.5ポイント増となる87.0%。特別教室などの設置率は、前年比3.1ポイント増となる46.8%であった。
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