【大学受験2021】オンライン面接に課題あり…全国高校長協会が要望

 全国高等学校長協会は2020年10月22日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜について文部科学省に要望書を提出した。オンライン面接中の通信切断を受験者の責任とする大学があるなどの課題をあげ、生徒が不利益を被ることがないよう、大学への指導・助言などを求めている。

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 全国高等学校長協会は2020年10月22日、2021年度(令和3年度)大学入学者選抜について文部科学省に要望書を提出した。オンライン面接中の通信切断を受験者の責任とする大学があるなどの課題をあげ、生徒が不利益を被ることがないよう、大学への指導・助言などを求めている。

 全国高等学校長協会は10月上旬、「今年度の大学入学者選抜の実施状況の調査」を実施。その結果、コロナ禍に対応するため、多くの大学でオンライン面接が行われており、さまざまな課題があることがわかったという。文部科学省が9月9日付で発出した「令和3年度大学入学者選抜におけるオンラインによる選抜実施について(依頼)」の趣旨に反する扱いが行われていることを「極めて遺憾」とし、今回の調査結果を氷山の一角ととらえ、入学者選抜の実態状況の把握、大学に対する指導・助言を継続的に行うよう求めている。

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《奥山直美》

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