【大学受験2022】追手門学院、国際学部・文学部を新設へ

 追手門学院大学は2021年1月18日、国際教養学部を改組し、2022年4月に国際学部と文学部(いずれも仮称・構想中)を開設予定であることを発表した。今後は、文部科学省に必要な手続きを経たうえで、2021年9月に入試関係の学生募集要項を公表予定。

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国際学部・文学部を開設予定(イメージビジュアル)
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 追手門学院大学は2021年1月18日、国際教養学部を改組し、2022年4月に国際学部と文学部(いずれも仮称・構想中)を開設予定であることを発表した。今後は、文部科学省に必要な手続きを経たうえで、2021年9月に入試関係の学生募集要項を公表予定。

 2007年4月に当時の文学部を改組して開設した国際教養学部は、外国語の修得や国内外の文学などを扱う人文科学中心の学部だった。今回の改組では、英語をベースに経営学の理論やビジネスに関するケーススタディなど社会科学系科目を取り入れた「国際学部」と、人文科学により特化した「文学部」を開設する。

 国際学部は、国際学科の下にグローバルスタディーズ専攻と国際文化専攻を開設。グローバルスタディーズ専攻はグローバルで活躍できる人材の育成を目指し、在学中にはペンシルバニア大学をはじめとする世界トップクラス大学への海外留学が可能。また、海外インターンシップへの参加や、普段の授業科目も日本人学生と留学生がともに英語と日本語で学びあう環境の構築を目指す。

 文学部は、人文学科の下に日本文学専攻、歴史文化専攻、美学・建築文化専攻を開設。文学部で建築関係が学べるのは珍しく、建築史、デザイン文化、都市景観など建築に関わるテーマを人文科学の視点からアプローチする。また、二級建築士の受験資格の取得も可能(申請予定)。

 入学定員は、国際学部国際学科が150名、文学部人文学科が180名。今後は文部科学省に必要な手続きを経たうえで、2021年9月に入試関係の学生募集要項を公表予定。

《桑田あや》

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