【大学入学共通テスト2021】コロナ罹患で92人が追試験対象
大学入試センターは、2021年度大学入学共通テスト本試験について、追試験の受験許可事由別の内訳人数を公表した。追試験の受験が許可された者のうち、新型コロナウイルス感染症罹患者は92人。濃厚接触者で試験当日に受験するための要件を満たさなかった者は132人であった。
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2021年度大学入学共通テストは、第1日程が2021年1月16日と17日の2日間行われた。追試験対象者は1,721人。このうち、「新型コロナウイルス感染症の罹患者」は92人、「新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者で試験当日に受験するための要件を満たしていない者」は132人であった。
このほか、「かぜ・インフルエンザ・胃腸炎」586人、「その他疾病（試験当日の体調不良者と疾病の種類が特定できなかった者を含む）」872人、「負傷」22人、「やむを得ない事由」17人。「交通機関の遅延または予定外の運休」はいなかった。
また、試験当日に休養室などで医師などによる健康状態チェックリストによる症状確認を行った体調不良者は898人。健康状態チェックリストによる症状確認後、追試験の受験を申請した者は461人だった。
無症状の濃厚接触者で、「受験当日も無症状であること」「公共の交通機関を利用せず、かつ、人が密集する場所を避けて試験場に行くこと」などすべての要件を満たして受験した者は187人。
今後は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う学業の遅れを在学する学校長に認められた者と1月16日・17日に実施した試験の追試験を受験する者を対象とした第2日程が1月30日・31日、1月30日・31日の特例追試験が2月13日・14日に行われる。
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