東進オンライン学校、小学生は国語・中学生は英語が登場

　東進ネットワークを運営するナガセは、東進オンライン学校（四谷大塚オンライン小学校・東進オンライン中学校）を発展・進化させ、新たに国語（小学生対象）・英語（中学生対象）の授業を提供する。申込みは2021年2月1日より受け付けている。

　「いつでもどこでもだれにでも最新にして最高の教育を提供する」という東進の「教育の機会均等」の理念にもとづき、2020年にスタートした東進オンライン学校（四谷大塚オンライン小学校・東進オンライン中学校）は、約26万人が申し込んでいる。利用者の要望に応えて2021年2月より、新たに小学生向けに「国語」、中学生向けに「英語」の授業を提供することになった。

　東進グループが実施した調査によると、2021年1月に行われた「大学入学共通テスト」の受験生の小学4年生・小学6年生時に受験した全国統一小学生テストの国語の成績をさかのぼって調査したところ、早期に国語が得意（偏差値65以上）になっていた生徒ほど、大学入学共通テストの総合成績が高いことがわかった。しかも、小学4年生時に国語が得意だった生徒は、8年後の大学入試で文系、理系ともに全国平均より175点以上も高い結果となったという。

　国語力は全教科の基礎となる大切な力であることから、四谷大塚オンライン小学校では国語の授業を新たに開講する。授業では、四谷大塚の精鋭講師陣が、1冊の本を取りあげ読み聞かせを行いながら、ただストーリーを追うのではなく、じっくりと深く精読していく。精読により、文章の構造を理解し正確に読み取る力、書き手の気持ちや立場になって考える力などが身に付く。

　東進オンライン中学校の英語では、日本人の先生とネイティブの先生がタッグを組み、日本人英語からネイティブ英語に変わる、英語が話せるようになる授業を行う。「音声先行」「発音重視」「どんどん言い換え」の3つの授業のルールと定め、目で文を読むのではなく、まず正しい発音を耳から習得。大学入試にもしっかり対応できる英語4技能を楽しく鍛えていく。

　授業は、小学生の国語が月4回毎週火曜日、算数が月7回毎週火・金曜日。中学生の英語・数学とも月7回毎週火・金曜日に配信する。受講料は月額980円（税別）より。算数または数学のみの場合は、申込みから1年間無料招待する。受講申込は、東進オンライン学校Webサイトにて受け付けている。

　東進オンライン学校の算数・数学は2月1日から3月31日まで、「学年末復習キャンペーン」を実施している。原則として次の授業に進むためには、確認テストに合格してから進む必要があるが、授業をスキップする場合には直前2回の授業の確認テストに合格しなければならない。キャンペーン期間中は、確認テストの合格なしで受講したい回を受けられる。「今学習しているところからスタートしたい」「復習したい分野をまず受講したい」という人にお勧めだという。

◆東進オンライン学校（四谷大塚オンライン小学校・東進オンライン中学校）
申込開始：2021年2月1日（月）
※毎月末日までの申込みで該当月のすべての授業を受講できる
対象：全国の小学生（小1～小6生）、中学生（中1～中3生）
提供講座：
小学生／国語（年48回）、算数（年85回）
中学生／英語（年85回）、数学（年85回）
※それぞれ授業ごとに確認テスト、月1の月例テストあり
小学生・中学生／未来発見講座（およそ60分の講演を毎月1回配信）
受講料：月額980円（税別）～
※支払方法により料金が異なる
※算数・数学のみの場合は、申込みから1年間無料招待
授業配信スケジュール：
小学生／国語月4回毎週火曜日、算数月7回毎週火・金曜日
中学生／英語月7回毎週火・金曜日、数学月7回毎週火・金曜日
小学生・中学生／未来発見講座毎月1日
※火・金曜日の回数に関わらず固定。8月のみ夏期講習を実施予定のため配信スケジュールが異なる
受講期間：
算数・数学／年度内（4月～3月）
※4月以降は新学年の授業を配信する
国語・英語：購入月の1日から6か月間
※申込月よりも前の月のバックナンバーも購入可能
月例テスト配信・受験可能期間：毎月最終の火曜または金曜に配信。受講可能期間は1週間
申込方法：東進オンライン学校Webサイトにて受け付けている