【大学受験】医学部生・卒業生にアンケート、選択科目は物理と生物どちら?

 医学部受験を経験した医学部生や卒業生に受験の際の選択科目を聞いたところ、「物理」58%、「生物」42%であることが、医学部受験に関する情報発信メディア「医学部受験ノート」が2021年4月15日に発表した調査結果より明らかになった。

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医学部受験の際に選んだ科目は生物と物理のどちらか?
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 医学部受験を経験した医学部生や卒業生に受験の際の選択科目を聞いたところ、「物理」58%、「生物」42%であることが、医学部受験に関する情報発信メディア「医学部受験ノート」が2021年4月15日に発表した調査結果より明らかになった。

 アンケートは、医学部(国立・私立問わず)の卒業生・在学生50名を対象に行われた。調査期間は1月4日から1月31日。回答者の出身・在学大学は、東京大学、東京医科大学、神戸大学、鳥取大学、信州大学、京都大学、琉球大学、川崎医科大学、神戸大学医学部、滋賀医科大学、九州大学、日本大学、昭和大学、長崎大学、名古屋大学、鹿児島大学、産業医科大学、浜松医科大学、群馬大学、大阪医科大学、宮崎大学、京都医科大学、兵庫医科大学、札幌医科大学、福島県立医科大学。

 「医学部受験の際に選んだ科目は生物と物理のどちらであったか」という質問に対して、「物理」は58%、「生物」は42%という結果であった。

 物理を選んだ理由は、「大学受験において基本的には、生物より物理のほうが得点が楽と言われていた(神戸大学・20代男性)」「もともと数学が得意だったことと、物理は答えが決まっているから。それに対して生物は実験などからの推測を記述するため、満点は取りにくいと思った(名古屋大学・20代男性)」など。

 生物を選んだ理由は、「医学部を目指すうえでは、生物のほうが将来的に役立つと考えた(長崎大学・40代男性)」「暗記科目が多かったから。物理は計算があり、イージーミスのリスクを避けたかった(琉球大学・20代女性)」などの声が寄せられている。

 武田塾医進館が運営している「医学部受験ノート」は、医学部受験を志す受験生に役立つ情報を発信している。

《外岡紘代》

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