厚労省、新型コロナワクチン接種後の健康状況調査公表

 厚生労働省は2021年4月30日、新型コロナワクチン接種後の健康状況調査として「健康観察日誌集計の中間報告5」を公表した。ワクチン接種後の接種部位反応、発熱、頭痛等、接種後のさまざまな症状の頻度などを調査している。

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 厚生労働省は2021年4月30日、新型コロナワクチン接種後の健康状況調査として「健康観察日誌集計の中間報告5」を公表した。ワクチン接種後の接種部位反応、発熱、頭痛等、接種後のさまざまな症状の頻度などを調査している。

 2月14日に特例承認となった新型コロナワクチン「コミナティ筋注」は、2月17日から先行接種対象者への接種を開始した。コホート調査には、2月25日までに被接種者登録をした1万9,807例が参加。被接種者は20代から50代がそれぞれ21%から25%、60歳以上が8.7%。男性33.8%、女性66.2%。医師16.7%、看護師46.6%となっている。4月30日の中間報告では、1回目・2回目接種後の疼痛・頭痛・発熱等の頻度の比較などが報告されている。

 接種後8日目以降に回収した1回目接種1万9,190例と2回目接種1万7,838例の健康観察日誌によると、1回目接種後の発熱(37.5度以上)は3.3%であったが、2回目接種後は38.4%と高率であった。発熱する場合は接種翌日が多く、接種3日目には解熱した。

 接種部位の疼痛は90%以上の被接種者が自覚しており、接種翌日がもっとも頻度が高い。疼痛は接種3日後には軽快している。1回目接種に比べて、2回目接種では接種翌日に5割が頭痛、7割が全身倦怠感を自覚。年齢・性別によって副反応の発現頻度は異なり、特に若年者・女性の発現頻度が高かった。

 65歳以上の522例では、発熱9%、全身倦怠感38%、頭痛20%、接種部位疼痛80%となっている。

《外岡紘代》

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