2020年度TOEIC総受験者数は約169万人、IIBCが発表

 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2021年5月13日、TOEIC Programの2020年度受験者数を発表した。TOEIC Programの総受験者数は約169万人。2020年度のTOEIC Listening & Reading Testは、新型コロナウイルスの影響により4月・5月・6月のテストを中止した。

教育・受験 その他
2020年度TOEIC Program受験者数
2020年度TOEIC Program受験者数 全 4 枚 拡大写真
 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2021年5月13日、TOEIC Programの2020年度受験者数を発表した。TOEIC Programの総受験者数は約169万人。2020年度のTOEIC Listening & Reading Testは、新型コロナウイルスの影響により4月・5月・6月のテストを中止した。

 IIBCの発表によると、2020年度の受験者数はTOEIC Listening & Reading Testが153万3,000人(100の位を四捨五入)、TOEIC Speaking & Writing Testsが2万7,900人、TOEIC Bridge Listening & Reading Testsが12万6,300人、TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsが2,300人(いずれも10の位を四捨五入)。総受験者数は168万9,500人にのぼる。

 2020年度は新型コロナウイルス感染拡大により、団体特別受験制度(IPテスト)の企業・団体・学校等の実施団体数はTOEIC Program全体で前年度(2019年度)より約300少ない約2,900。

 公開テストは、TOEIC Listening & Reading Testが2019年度の2020年3月に引き続き、2020年4月・5月・6月の実施を中止。2020年9月より再開し、2021年3月まで定員を制限して実施した。10月25日回からは、午前・午後の1日2回実施に変更されている。

 TOEIC Listening & Reading Testの受験者数を前年度と比較すると、公開テストで35万9,000人減、IPテストで31万3,000人減と、いずれも大幅に減少している。また、4月・5月・6月のテストを中止したため、2020年度上期の受験者数は公開テストが3万6,000人、IPテストが26万8,000人と非常に少ない。しかし、2020年度下期は公開テストを64万2,000人、IPテストを58万6,000人が受験し、コロナ前の水準まで回復している。

 TOEIC Speaking & Writing Testsは、2020年4月・5月の実施を中止し、6月から再開した。TOEIC Bridge Listening & Reading Tests、TOEIC Bridge Speaking & Writing Testsは年4回予定通り実施している。

《外岡紘代》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集