実技形式のサイバー競技会「CyberSakura」中高生募集

NPO法人エル・コミュニティは7月5日、AFA(米国空軍協会)が開発しノースロップ・グラマン社が主催するサイバーセキュリティ教育プログラム「CyberPatriot」の日本大会「CyberSakura」の開催概要を発表した。

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CyberSakura参加概要
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 NPO法人エル・コミュニティは7月5日、AFA(米国空軍協会)が開発しノースロップ・グラマン社が主催するサイバーセキュリティ教育プログラム「CyberPatriot」の日本大会「CyberSakura」の開催概要を発表した。2020年8月12日にエル・コミュニティは2021年度開催を公表していた。

 CyberSakura は、「CyberPatriot」が全世界の英語圏に教育プログラムとして提供する実技形式の競技会を日本の中高生向けに実施するもので、実践的にサイバーセキュリティを学ぶことができる「練習会」と、仮想環境でセキュリティの脆弱性を発見・修正すること等で獲得するスコアをチーム対抗で競う「競技会」に参加できる。

 中学生・高校生3~5人で構成されるチームを対象に7月5日から9月5日まで応募を受け付けており定員は30チーム、参加費は無料となっている。

 「練習会」は、8月14日から8月29日、9月8日から9月26日の期間に行われ仮登録で参加できる「エキシビションラウンド」と、10月から11月開催予定で本登録が必要な「トレーニングラウンド」があり、競技会形式の課題が練習でき、期間中のチームの都合の良い日に何度でもオンラインから参加できる。

 「競技会」では、競技内容が含まれたVMイメージ(Win10, WinServer, Ubuntu)が配布され、それを元に制限時間の中でチームで課題に取り組み、チーム対抗でスコアを競い、12月11日・12日の予選ラウンドで獲得したスコアの上位3チームが決勝ラウンドに出場する。

 なお決勝ラウンドは、2022年3月26日に福井県鯖江市で行われ、旅費交通費は運営側が負担する。

 エル・コミュニティでは、7月19日午後7時半からと、8月10日午後7時半から、プログラム概要や参加の流れなどを説明をオンライン(ZOOM)で行う。

中高生対象 実技形式のサイバー競技会「CyberSakura」開催、決勝ラウンドは福井県鯖江市で

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )@ScanNetSecurity》

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