【高校受験2022】三重県公立高入試、実施要項を公表

 三重県教育委員会は2021年7月9日、2022年度(令和4年度)三重県立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。全日制課程では、前期選抜を49校110学科・コース、後期選抜を53校120学科・コースが実施する。

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2022年度三重県立高等学校入学者選抜に関する各高等学校別実施要項(全日制)
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 三重県教育委員会は2021年7月9日、2022年度(令和4年度)三重県立高等学校入学者選抜実施要項を公表した。全日制課程では、前期選抜を49校110学科・コース、後期選抜を53校120学科・コースが実施する。

 2022年度入学者選抜を実施するのは、全日制54校127学科・コース、定時制11校18学科、通信制2校2学科。松阪商業の学科を改編し、現在の3学科から総合ビジネスと国際ビジネスの商業2学科とする。久居の普通・スポーツ科学コースは募集を停止する。

 前期選抜を実施する全日制は、49校110学科・コース。選抜資料として、前期選抜を実施するすべての高校で自己推薦書と調査書を用いる。検査は、面接または自己表現、作文または小論文、実技検査、学力検査(2教科以内の学力検査または総合問題)、その他の検査(グループ討議等)の中から、高校が指定する1つ以上の検査を行う。

 後期選抜を実施する全日制は、53校120学科・コース。後期選抜の検査内容は、国語・数学・社会・英語・理科の5教科。配点は、各教科50点。傾斜配点を実施するのは3校3学科・コース。四日市南(普通・数理科学)は数学2倍、飯野(英語コミュニケーション)と宇治山田商業(国際)は英語2倍とする。

 後期選抜では、調査書の第3学年における「各教科の学習の記録」および「特別活動の記録」等により、およそ募集定員にあたる数の生徒を選ぶとしているが、全日制11校は学力検査結果を重視して選抜する趣旨から、その人数を募集定員の110%または120%に設定する。

 110%の設定は、桑名(普通)、四日市南(普通)、神戸(普通)、津西(普通)、松阪(普通)。120%の設定は、桑名(理数)、四日市(普通・国際科学)、四日市南(普通・数理科学)、四日市西(普通・比較文化・歴史、数理情報)、川越(普通、国際文理)、神戸(理数)、津西(国際科学)、上野(理数)、名張青峰(普通・文理探究)、松阪(理数)、伊勢(普通・国際科学)。2021年度から変更する学校、学科・コースはない。

 2022年度三重県立高等学校入学者選抜の日程(全日制)は、前期選抜が2022年1月21日から26日まで願書を受け付け、2月2日と3日に面接等の検査、2月14日に合格内定通知を行う。後期選抜は2月21日から25日まで願書、3月2日から4日まで志願変更を受け付け、3月9日に学力検査、3月17日に合格発表を行う。

 三重県教育委員会では、2022年度三重県立高等学校入学者選抜に関する各高等学校別実施要項をはじめ、各選抜の実施校や学科・コースごとの一覧等をWebサイトで公表している。

《奥山直美》

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