【夏休み2021】ヘラクレスオオカブトなど特別展、板橋区立熱帯環境植物館8/29まで

 東京都の板橋区立熱帯環境植物館は2021年8月29日まで、特別展「熱帯の昆虫と食虫植物」を開催している。中南米のヘラクレスオオカブトの他、日本ではあまり見ることができない昆虫や食虫植物を間近で観察することができる。

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マンディブラリスフタマタクワガタ
マンディブラリスフタマタクワガタ 全 6 枚 拡大写真
 東京都の板橋区立熱帯環境植物館は2021年8月29日まで、特別展「熱帯の昆虫と食虫植物」を開催している。中南米のヘラクレスオオカブトの他、日本ではあまり見ることができない昆虫や食虫植物を間近で観察することができる。

 板橋区立熱帯環境植物館(通称:ねったいかん)は、東南アジアの熱帯雨林を立体的に再現した温室やミニ水族館をもつ施設。1994年9月に開館し、一部施設の改修のための休館を経て2021年4月にリフレッシュオープンした。特別企画展示は毎年、子供たちに人気の企画で、夏休みの自由研究等にも利用されている。

 特別展では、「生体展示コーナー」「標本展示コーナー」「食虫植物コーナー」等、さまざまな種類の昆虫や食虫植物を、間近で観察することができる企画となっている。「生体展示コーナー」では、中南米のヘラクレスオオカブト、サタンオオカブト、東南アジアのギラファノコギリクワガタ、マンディブラリスフタマタクワガタ、ラコダールツヤクワガタ等の大型甲虫や、オセアニアのニジイロクワガタ等の生体を展示。「食虫植物コーナー」では、ウツボカズラ・サラセニア・ハエトリソウ等の食虫植物を展示し、その生態を紹介する。販売コーナーでは食虫植物を購入することもできる。

 また、子供を対象に、冊子になる書き込み式の図鑑シート「自由研究お助けノート~自分で作る葉っぱずかん~」を無料配布。同館の温室のほか、身近な公園などのさまざまな葉を観察して、オリジナルの「葉っぱ図鑑」を作ることができる。

 夏休み期間中、同館と板橋区内にある「エコポリスセンター」「教育科学館」「リサイクルプラザ」「中央図書館」の5つの施設をまわり、スマートフォンを使って参加するデジタルスタンプラリー企画も開催。スタンプをすべて集めると、ゴールの「エコポリスセンター」で景品をプレゼントする。

 入館料は大人260円、小・中学生130円、65才以上130円、未就学児無料。土曜・日曜と7月22日~8月31日は、小・中学生の入館は無料となっている。なお、昆虫や植物の状態により展示内容を変更する場合がある他、実施内容等については感染予防対策等のために変更・中止となる場合がある。

◆板橋区立熱帯環境植物館「熱帯の昆虫と食虫植物」
日時:2021年8月29日(日)まで
※7月19日(月)・26日(月)、8月10日(火)・23日(月)は休館
場所:板橋区立熱帯環境植物館(東京都板橋区高島平8-29-2)
入館料:大人260円、小・中学生130円、65才以上130円、未就学児無料
※土曜・日曜と7月22日(木・祝)~8月31日(火)は小・中学生の入館無料

《田中志実》

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