ワークショップや研究報告「開発教育全国研究集会」11月

 d-labは、第39回開発教育全国研究集会を2021年11月3、6、7日にオンラインで開催する。2022年4月から成人年齢が18歳になることを踏まえ、教育における政治の語り方について考える。

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 d-labは、第39回開発教育全国研究集会を2021年11月3、6、7日にオンラインで開催する。2022年4月から成人年齢が18歳になることを踏まえ、教育における政治の語り方について考える。参加費は、一般6,000円、会員3,000円、学生2,000円、高校生以下1,000円。参加日数に関わらず、一律料金となる。

 「参加型デモクラシー」ある社会をつくっていくために活動している能條桃子氏(NO YOUTH NO JAPAN代表理事)と、子どもの権利保障・シティズンシップ教育・模擬選挙等に取り組む林大介氏(子どもの権利条約ネットワーク事務局長、浦和大学社会学部准教授)をゲストに迎え、政治について語ること、そして、語らないことについて考える。

 参加申込は事前に受け付ける。申込み後、参加費の支払いを完了してから、正式な申込受付となる。各プログラムは定員に達し次第締め切る。参加は、3日間でも1日だけでも良い。

 1日目、11月3日のプログラムは、開会式、全体会「この社会をつくっているのは、わたしたち?―『政治を語らないこと』を再生産しないために」ゲストは、能條桃子氏と林大介氏。

 自主ラウンドテーブル(6コマ)は、「ワークショップわたし8歳、職業、家事使用人」「どこに行ってる、私のお金? 預金者の責任を考える」「海洋プラスチック問題とわたしたちの生活」「子供の権利に基づく子供基本法・子供庁を求めよう」「知らないからこそ話し合おう!『刑務所』のこと」「今日はフェアトレードの日!?ワークショップ」。

 実践事例・研究報告(公募企画6コマ)は、「生徒による校内ジェンダー意識調査からの学び」「外国人との共通点を見つけ出し、異文化理解につなげる」「漢字フェスタ@ラチーノ学院~漢字で創る多文化共生」「国際協力NGOによる広報活動に関する一考察」「SDGsの担い手をどう育むか?測れないもの(非認知能力)をはたして測るべきか?」「学びの深化と相互作用?長期タイフィールドワークより」。

 2日目、11月6日のプログラムは、ワークショップ体験(3コマ)「開発教育入門講座~パーム油のはなし」「18歳選挙権と市民教育:社会参加」「豊かさと開発~私にとって、みんなにとって~」

 分科会(3コマ)は、「第1分科会 ジェンダーと開発教育:生徒・学生たちの声から考える課題と可能性」「第2分科会 SDGsの授業づくり~“心がけ”で終わらないためには?」「第3分科会 自然を次世代に受け継ぐには?~沖縄の世界自然遺産から考える」。

 3日目、11月7日のプログラムは、自主ラウンドテーブル(4コマ)「チャリティーヨガでブラジル支援!」「食料問題への関心と行動を広げるキャンペーンを考えよう」「開発教育における対話型鑑賞(VTS)活用の可能性」「大学生が考えた『SDGsすごろくゲーム』体験」。

 実践事例・研究報告(公募企画4コマ)は、「SDGsの社会的包摂と解決策としての居場所づくり」「八重山のマラリアの歴史からの教訓―平和教育の試み」「『受け手』から『担い手』へ―『開発教育授業づくり』を通じた主体性の育成―」「マレーシアと日本で『パーム油』のはなしをしてみた」。

 分科会(3コマ)は、「第4分科会 SDGsと教育を考える:貧困・格差編」「第5分科会 ファッションを豊かにサステナブルに」「第6分科会 人々の暮らしから見るパレスチナの今」、ふりかえり会・閉会式。

 手話通訳、要約筆記等、参加サポートに関して、相談を受け付けている。なお一部有料の場合もある。また最善はつくすが、会場その他の都合により希望に添えない場合もある。なお、相談・申込みは10月15日まで。

◆第39回開発教育全国研究集会d-lab2021(ディー・ラボ/開発教育全国研究集会)
日程:2021年11月3日(水・祝)、6日(土)、7日(日)※3日(水・祝)は10:00~17:15、6日(土)は10:00~17:30、7日(日)は10:00~18:30
会場:オンライン(Zoomウェビナーおよびミーティング)
※参加申込されたら、Zoom情報の知らせがある。接続環境(インターネット)や機器(PC、Webカメラ、イヤホンマイクなど)は予め用意する。Zoom利用が初めての方は、予めダウンロードをしておく。画面共有や配布資料がある場合もあるので、PCでの参加を推奨する。プログラムには定員があるので、必ず、1人1アカウントで参加する
参加費:一般6,000円、会員3,000円、学生2,000円、高校生以下1,000円
※参加日数に関わらず、一律料金
申込方法:Webサイトの申込フォームから申し込む、または参加申込書(PDF)に必要事項を記入のうえ、DEARに送る、DEARより申込確認と参加費支払方法の案内がメールまたはFAXで届く。参加費を振込先に入金。振込が確認されたら、正式な申込みになる。振込期限は原則申込時点から2週間。入金が確認できない場合、自動キャンセルとなる場合もある。入金が確認できたら、参加確認票をメールで送る
※振込先はWebサイトに記載されている
定員:開会式・全体会は200名程度、ワークショップ・分科会の定員は、各回30名程度、分科会は30名程度、ふりかえり・閉会式は200名程度
※定員制のプログラムは、事前予約制。定員に達し次第、締め切る

《大田芳恵》

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