子供の好奇心向上…ソニー感動体験プログラム参加者調査
ソニーグループと放課後NPOアフタースクールは、「感動体験プログラム」2021年度上期のプログラムにおける効果測定を実施した。ワークショップを通じて知らないことに挑戦したいという意欲や、未知なものごとに対する好奇心が向上したという結果が確認できた。
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「感動体験プログラム」は、2018年よりソニーグループが子供の教育格差縮小に向けて展開している取組み。その一環として、放課後NPOアフタースクールとパートナーシップを組み、小学校の放課後に、ソニーの技術やコンテンツを活用したSTEAM分野の多様なワークショップを実施している。
初期、中期、長期の時間軸で、子供たちにどのような良い影響を与えうるかを考慮し、プログラムの内容等を設計。また、ワークショップ実施前および実施後に、子供たちにアンケート調査を行い、プログラムの目的である創造性や好奇心等の非認知能力の向上に貢献しているかを確認している。
2021年度上期には、8か所でワークショップを実施し、延べ210人の子供が参加した。プログラムを体験した子供たちへのアンケートによると、93%の子供が今後も同様の体験を希望すると回答している。「できるかどうかわからないことでも、やってみようと思うか」との問いには、「とても思う」「まあまあ思う」が全体の87%という結果だった。
また、「自分の知らないことや、新しいことに出会うのはワクワクするか」という質問には、実施前は72%の子供が「とてもある」「まあまあある」と回答したのに対し、実施後は91%と大幅に向上していた。
ソニーおよび放課後NPOアフタースクールは、これからも子供たちに「感動」を届け、創造性や好奇心を育む機会を提供するとともに、教育格差縮小に向けて、継続的にプログラムの有効性評価の実施と成果の発信に取り組んでいくとしている。
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