【クレーム対応Q&A】音に敏感なのでヘッドフォンの着用を認めてほしい

 発達に偏りがある子供の場合、どういった集団で学んでいくことが望ましいのかという問題があります。そういったことに関連し、「通常学級から特別支援学級へ移してほしい」という親からの相談を今回のテーマとしたいと思います。

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 学校に寄せられるさまざまなクレーム。保護者や地域からのクレームに先生はどのように対応するのが良いだろうか?クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまなクレームに対応する際のポイントを聞いた。第57回のテーマは「音に敏感なのでヘッドフォンの着用を認めてほしい」

 文科省の発表では通常学級にいる子供の中で6.5%の子供が発達障害の可能性があるとされています。通常学級に2~3人いることとなります。そういった子供が学級で何らかの不都合が生じてしまう場合があります。そういったものの中で、今回は「音に敏感な子供」をテーマとしたいと思います。

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《鈴木邦明》

鈴木邦明

帝京平成大学 人文社会学部児童学科 准教授。1971年神奈川県平塚市生まれ。1995年東京学芸大学教育学部卒業。2017年放送大学大学院文化科学研究科修了。神奈川県横浜市と埼玉県深谷市の公立小学校に計22年間勤務。2018年からは帝京平成大学において教員養成に携わっている。「学校と家庭をつなぐ」をテーマに保護者向けにも積極的に情報を発信している。

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