司法試験予備試験、467人合格…前年比25人増
法務省は2021年11月5日、司法試験予備試験の最終結果を発表した。合格者数は前年比25人増の467人。合格者の平均年齢は26.28歳、最少年齢は17歳。現役学生が75.6％を占めた。合格者の受験番号は法務省Webサイトに掲載している。
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司法試験予備試験は、法科大学院を経由しない者にも法曹資格を取得する途を開くために設けられた試験。司法試験予備試験に合格すれば、法科大学院修了者と同等の資格で司法試験を受験することができる。受験資格や受験回数の制限はない。
2021年の司法試験予備試験は、短答式試験が5月16日、短答式試験合格発表が6月3日、論文式試験が7月10日と11日、論文式試験合格発表が10月7日、口述試験が10月23日と24日に実施された。司法試験予備試験の出願者は1万4,317人、受験者は1万1,717人、短答式試験合格者は2,723人、論文式試験合格者は479人、口述試験（最終）合格者は467人だった。
最終合格者467人のうち、男性は365人（78.2％）、女性は102人（21.8％）。合格者の最少年齢は17歳、最高年齢は64歳、平均年齢は26.28歳。職種別にみると、大学生が252人（54.0％）ともっとも多く、法科大学院生99人（21.2％）、無職44人（9.4％）、会社員35人（7.5％）、公務員19人（4.1％）、自営業6人（1.3％）、法律事務所事務員4人（0.9％）、法科大学院以外大学院生2人（0.4％）、塾教師1人（0.2％）の順に多かった。その他は5人（1.1％）。現役学生が75.6％を占める結果となった。
2022年司法試験は、論文式試験を5月11日と12日、14日、短答式試験を5月15日に実施する。短答式試験成績発表が6月2日、合格発表が9月6日。
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