中高生対象「再生医療の社会発信について考える」イベント11/28

 日本再生医療学会は2021年11月28日、中学生・高校生を対象としたイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考える、を開催する。第1部は講演、第2部は30名限定のワークショップを実施。参加は無料。申込みはWebサイトにて受け付ける。

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中高生向けWebイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考える
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 日本再生医療学会は2021年11月28日、中学生・高校生を対象としたイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考える、をオンライン開催する。第1部は講演、第2部は30名限定のワークショップを実施。参加は無料。申込みは日本再生医療学会Webサイトにて受け付ける。

 再生医療とは、病気や事故等によって失われてしまった体の細胞や組織、臓器を再生させ、機能を回復させることを目指した新しい医療。世界中でたくさんの研究が行われ、さまざまな可能性が生まれている。一方で、新しい医療であるがゆえに、社会で広く使われるまでには「本当に安全か」「本当に効果があるのか」を確かめる必要があり、その過程については一般の目に触れる機会がないのが現状だという。

 日本再生医療学会では、よりよい再生医療を作り、選ぶための情報発信のあり方等について考える中高生向けのイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」考えるを開催。2部構成で実施する。第1部では、先端の再生医療研究に触れ、新しい技術がもたらすイメージを膨らませてもらうべく、「iPS細胞から臓器を創り出す!」「再生医療とSFのはなし」の2つの講演を実施する。

 第2部では、抽選で参加者を30名に絞り、「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」について、グループに分かれてディスカッションするワークショップを実施。同年代の参加者と議論を行いながら、最先端の研究者と共に考える機会を設ける。

 参加は無料。申込締切は11月20日午後3時。日本再生医療学会のWebサイトにて受け付ける。第2部は抽選とし、結果については11月25日までに当選者にのみ接続URLの案内をもって知らせる。なお、日本再生医療学会のWebサイトでは、イベント参加にあたり事前に読んでおくことでより理解を深めることができるとして、再生医療についての情報提供サイト「再生医療ポータル」に掲載している記事「くすりとiPS細胞」を参考資料として紹介している。

◆オンラインイベント「再生医療は社会に向けてどのような発信をすればよいのか」
日時:2021年11月28日(日)13:00~17:30
形式:オンライン開催(Zoom使用)
対象:中学生・高校生
参加費:無料
申込方法:日本再生医療学会のWebサイトより申し込む
申込締切:2021年11月20日(土)15:00
※第2部は抽選とし、結果は当選者にのみ11月25日までに接続URLの案内をもって知らせる

《畑山望》

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