【高校受験2022】47都道府県の出題傾向と対策…新学社

 新学社は2021年11月30日、2022年度公立高校入試に向けて、47都道府県の過去4年分の出題傾向を公表した。国語・数学・英語・理科・社会の各教科について、傾向と対策をWebサイトにまとめている。

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各県の出題傾向
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 新学社は2021年11月30日、2022年度公立高校入試に向けて、47都道府県の過去4年分の出題傾向を公表した。国語・数学・英語・理科・社会の各教科について、傾向と対策をWebサイトにまとめている。

 高校入試情報として、平成30年度(2018年度)から令和3年度(2021年度)の過去4年分の出題内容別・形式別傾向分析が教科ごとに一覧表で掲載されている。会員登録不要で、誰でも閲覧できる。

 たとえば、東京都立高校入試の国語は、記号選択問題が中心となる出題や、対談と古文との融合問題の出題等、出題傾向はほぼ固定化されている。長文問題の対策としては、本文の内容を正確に読み取り、選択肢の内容と突き合わせながら正誤を適切に判断していく力が問われるため、日頃から類題にあたり読解のスピードと精度を上げることがあげられている。

 大阪府立高校入試の数学は、平方根、2次方程式、相似な図形等が過去4年で毎年出題されている。例年出題されている図形の証明問題は、全文記述式の出題であるため、記述式
の証明問題への対策が必要。また、身近な題材について、方程式・関数・図形等の知識を使って考える問題がよく出題されるため、数学的に考える力を養っておく必要があるという。

 この他、高校入試情報として、2020年と2021年の各都道府県の選抜方法や高校合格体験記が掲載されている。

《桑田あや》

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