鉄道の終夜運転、JR東日本が2年ぶり…京王や京成等も実施へ

JR東日本東京支社と八王子支社は12月13日、12月31日大晦日から2022年1月1日元旦にかけて終夜運転を実施すると発表した。同社の終夜運転は2019年度以来2年ぶり。実施線区と時間帯は次のとおり。

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2020年元日に運行された中央線の終夜臨時列車。写真は東京駅のE233系だが、今回の運行では新宿以東が緩行線のみとなり、東京駅の中央線快速ホームには発着しない。
2020年元日に運行された中央線の終夜臨時列車。写真は東京駅のE233系だが、今回の運行では新宿以東が緩行線のみとなり、東京駅の中央線快速ホームには発着しない。 全 5 枚 拡大写真

JR東日本東京支社と八王子支社は12月13日、首都圏などの9路線で終夜運転を実施すると発表した。同社の終夜運転は2年ぶり。実施線区と時間帯は次のとおり。

山手線(内回り・外回り)
1~5時頃、約15分間隔。
京浜東北線(大宮~桜木町)
1~4時頃、約30~45分間隔。
中央快速線(新宿・三鷹~高尾)
0時30分~4時30分頃、約20~60分間隔。
中央総武緩行線(三鷹~千葉)
0時30分~5時頃、約20~50分間隔。
青梅線(立川~御嶽)
下り立川発2時~3時20分、上り御嶽発2時51分~4時11分(宮ノ平~沢井間は通過)。
埼京線(大崎・新宿~大宮)
1~4時頃、約60分間隔。
高崎線(上野→籠原)
下り上野発2時~4時1分。
宇都宮線(大宮→小山・宇都宮)
下り大宮発3時26分~4時30分。
湘南新宿ライン(逗子・大船~大宮)
0~5時頃、約60分間隔、一部列車は宇都宮線へ直通。
総武本線・成田線(千葉~成田)
0時50分~4時30分頃、約60分間隔(東千葉は通過)。

一方、大手私鉄では12月14日現在、次の各社が終夜運転の実施を発表している。
京王電鉄(京王)
京王線新宿~高尾山口間、京王新線新宿~笹塚間で各駅停車をおおむね60分間隔で運行。新宿~高尾山口間では臨時座席指定列車『京王ライナー迎光号』が4本(新宿発1時、2時、2時50分、4時5分)運行される。
京成電鉄(京成)
京成上野~京成成田間で普通を上下各9本(約20~50分間隔)、押上~京成金町間で普通を上下各10本(約20~40分間隔)運行。京成上野~京成成田間では臨時『シティーライナー225・226号』を運行(京成上野22時40分発~京成成田23時34分着・3時10分発~京成上野4時8分着)。

近畿日本鉄道(近鉄)
80000系『ひのとり』による臨時特急を大阪難波→宇治山田間(大阪難波発0時、1時、2時)、五十鈴川→大阪難波間(五十鈴川発2時35分、3時35分)、五十鈴川→大阪上本町間(五十鈴川発4時7分)、近鉄名古屋→宇治山田間(近鉄名古屋発0時、1時、2時)、五十鈴川→近鉄名古屋間(五十鈴川発2時4分、3時4分、4時4分)で運行。このほか大阪地区からは特急22本、一般列車202本を、名古屋地区からは特急14本、一般列車27本を運行する(いずれも区間延長列車を含む)。

なお、小田急電鉄(小田急)は終夜運転を行なわないが、新宿~片瀬江ノ島間で50000形VSE車による『ニューイヤーエクスプレス号』を元旦に運行する。また東急電鉄(東急)は東横線と田園都市線で渋谷1時25分発の臨時列車を運行する。

鉄道の終夜運転、JR東日本が2年ぶり…大手私鉄は京王、京成、近鉄が実施へ

《佐藤正樹@レスポンス》

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