教育水準の高さ自慢、2年連続1位は「福井県」

 「教育水準の高さ自慢」で「福井県」が2年連続の1位となったことが2021年12月15日、ソニー生命保険の「47都道府県別 生活意識調査2021」の結果からわかった。子育てしやすさ自慢は、前年1位の「福井県」を抑えて、「宮崎県」がトップとなった。

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「教育水準の高さ自慢」「子育てのしやすさ自慢」ランキング
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 「教育水準の高さ自慢」で「福井県」が2年連続の1位となったことが2021年12月15日、ソニー生命保険の「47都道府県別 生活意識調査2021」の結果からわかった。子育てしやすさ自慢は、前年1位の「福井県」を抑えて、「宮崎県」がトップとなった。

 「47都道府県別 生活意識調査2021」は、2021年10月27日~11月5日の10日間、全国の20歳~59歳の男女を対象に実施。各都道府県100人、計4,700人の有効サンプルを集計し、さまざまな角度から47都道府県の県民性を探っている。

 「暮らしやすさ自慢」は、1位「鳥取県」55.0%、2位「佐賀県」54.0%、3位「愛媛県」52.0%。島根県は前回調査の26位から、佐賀県は前回調査の31位から大幅にランクアップした。

 教育や子育てについて「教育水準の高さ自慢」は、1位「福井県」22.0%、2位「富山県」17.0%、3位「秋田県」16.0%。福井県は2年連続の1位となった。「子育てのしやすさ自慢」は、1位「宮崎県」33.0%、2位「福井県」30.0%、3位「鳥取県」27.0%。宮崎県は前回調査で4位だったが、前回1位の福井県、2位の鳥取県を抑えて1位に選ばれた。

 男性の家事・育児参加について「夫もよく家事に参加している」は、1位「青森県」54.0%、2位「福井県」「島根県」同率52.0%。「夫もよく子育てに参加している(いた)」は、1位「福井県」54.0%、2位「福島県」「愛媛県」同率52.0%。いずれの項目でも「福井県」はトップ3にあがっている。

 マネー関連の意識や状況について「教育にお金をかけたい」は、1位「沖縄県」22.0%、2位「山口県」21.0%、3位「山梨県」20.0%。「家族との時間にお金をかけたい」では、「山梨県」「愛知県」「岡山県」「鹿児島県」「沖縄県」の5県が同率37.0%で1位となった。

 現在の貯蓄額の平均は、1位「東京都」560.5万円、2位「滋賀県」531.6万円、3位「京都府」524.9万円。1か月のおこづかい額の平均は、1位「東京都」3万200円、2位「京都府」2万6,550円、3位「三重県」2万4,200円。いずれも東京都が1位だった。

《奥山直美》

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