「スーパー戦隊」最新作は「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」

「スーパー戦隊」シリーズの最新作として、『暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ』が2022年3月6日よりスタートすることがわかった。昔話『桃太郎』をモチーフとしており、『特命戦隊ゴーバスターズ』以来10年ぶりの“ジャー”がつかない作品となる。

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『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』 全 2 枚 拡大写真

スーパー戦隊シリーズの最新作として、『暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ』が2022年3月6日よりスタートすることがわかった。昔話『桃太郎』をモチーフとしており、『特命戦隊ゴーバスターズ』以来10年ぶりの“ジャー”がつかない作品となる。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、番組ロゴやおでこに桃があしらわれた新レッドのビジュアルからもわかるように、誰もが知っている昔話『桃太郎』をモチーフとしたスーパー戦隊シリーズの最新作だ。新たなヒーロー・ドンモモタロウ(レッド)が、桃太郎同様に“お供”と一緒に強大な敵に立ち向かっていく姿を描いていく。

本作のヒーロー・ドンモモタロウ(レッド)は、織田信長を彷彿させるような勢いのあるキャラクター。生まれてすぐ、桃の形のカプセルに乗せられて飛来したという過去を持っている。そんなドンモモタロウとともに敵に立ち向かうのは、サルブラザー(ブルー)、イヌブラザー(ブラック)、 キジブラザー(ピンク)といった桃太郎のお供“猿、犬、雉”をイメージしたメンバー。さらに、鬼をイメージしたオニシスター(イエロー)もいるようだ。

彼らの最大の特長と言えるのは、5人5様の個性的な体形だろう。頭に“ちょんまげ” を結ったドンモモタロウを筆頭に、“ツノ”が生えたオニシスター、筋骨隆々で“マッチョ”なサルブラザーと、見た目のインパクトも絶大だ。さらに、イヌブラザーは全長100cmの“3頭身”キャラなのに対し、キジブラザーは全長220cmとひときわ“長身”なスタイルを誇る。スーパー戦隊シリーズ史上類をみない、“凸凹シルエット”も注目ポイントのひとつとなりそうだ。

本作の脚本は、『仮面ライダーアギト』、『仮面ライダー555』、『仮面ライダーキバ』といった平成仮面ライダーシリーズのメインライターとして知られる井上敏樹が執筆する。井上がスーパー戦隊シリーズでメインライターを務めるのは、1991年よりスタートした『鳥人戦隊ジェットマン』以来、約30年ぶりとなる。また演出は、2020年スタートの『魔進戦隊キラメイジャー』で約22年ぶりにスーパー戦隊シリーズに参加し、現在放送中の『機界戦隊ゼンカイジャー』も手掛ける田崎竜太が担当する。

さらに、2022年1月9日放送の『機界戦隊ゼンカイジャー』第42カイに、ドンモモタロウがサプライズで先行登場することも決定した。ドンモモタロウらがヒーローになる変身銃ドンブラスターは、「ゼンカイジャー」に登場するセンタイギアも読み込めるとのこと。それだけでなく、ドンモモタロウが駆るスーパーバイク・エンヤライドンは、『ゼンカイジャー』のゼンカイジュランと合体して巨大ロボになるようだ。

なお『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の制作発表会見は、2022年2月上旬に開催される予定だ。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』
2022年3月6日(日)スタート!
【毎週日曜】 午前 9:30~10:00 放送
テレビ朝日系24局
プロデューサー:井上千尋(テレビ朝日)
        白倉伸一郎(東映)
        武部直美(東映)
        矢田晃一(東映エージエンシー)
        深田明宏(東映エージエンシー)
原作:八手三郎
脚本:井上敏樹
監督:田崎竜太
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋(特撮研究所)

最新「スーパー戦隊」は昔話“桃太郎”がモチーフ!「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」22年3月開始

《仲瀬 コウタロウ》

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