【高校受験2022】東京都立高の受検状況…立川（創造理数）4.44倍
東京都教育委員会は2022年2月21日、2022年度（令和4年度）東京都立高等学校入学者選抜受検状況を発表した。全日制全体の受検者数は3万8,905人、受検倍率は1.29倍。福生と第一商業では、英語のリスニングテスト放送に不具合があり、全員に一律20点を与える。
教育・受験
中学生
全日制全体では、前年度より1,405人多い3万8,905人が受検した。受検倍率は、前年度より0.01ポイント増の1.29倍。不受検者数は2,461人で、最終応募人員4万1,366人のうち5.9％が欠席した。
このうち、全日制普通科は、募集人数2万1,738人に対し、受検者数は2万9,524人で、受検倍率は1.36倍（前年度1.35倍）。不受検者数は1,823人。全日制専門学科は、募集人数4,466人に対し、受検者数は4,308人で、受検倍率は0.96倍（前年度0.99倍）。不受検者数は328人。
学校別では、日比谷は最終応募人数546人のうち438人が受検し、不受検者数は108人、受検倍率は1.72倍（男子1.89倍、女子1.55倍）。戸山は、最終応募人数525人のうち474人が受検し、不受検者数は51人、受検倍率は1.87倍（男子1.89倍、女子1.84倍）。
西は、最終応募人数442人のうち393人が受検し、不受検者数は49人、受検倍率は1.55倍（男子1.47倍、女子1.63倍）。八王子東は、最終応募人数410人のうち386人が受検し、不受検者数は24人、受検倍率は1.52倍（男子1.53倍、女子1.51倍）。
国立は、最終応募人数419人のうち385人が受検し、不受検者数は34人、受検倍率は1.52倍（男子1.55倍、女子1.48倍）。青山は、最終応募人数558人のうち519人が受検し、不受検者数は39人、受検倍率は2.08倍（男子2.05倍、女子2.11倍）。
立川は、普通科が最終応募人数285人のうち268人が受検し、不受検者数は17人、受検倍率は1.21倍（男子1.07倍、女子1.36倍）。新設の創造理数科は最終応募人数147人のうち142人が受検し、不受検者数は5人、受検倍率は4.44倍となった。
福生と第一商業では、英語学力検査において全検査教室でリスニングテストの際に放送が流れなかったため、リスニングテストを中止。リスニングテストの問題（大問1）について、全員に一律20点を与える。
学力検査に基づく第一次募集・分割前期募集（海外帰国生徒対象および在京外国人生徒対象を除く）は今後、3月1日に合格者を発表する。入学手続きは、3月1日午前9時半から午後3時半、3月2日午前9時から正午まで受け付ける。
【注目の記事】
関連リンク
この記事の写真
/