命と性を親子で学び語る「生教育プロジェクト」始動

 朝日学生新聞社と電通Femtech and Beyondは、「生教育プロジェクト」を2022年4月にスタートした。「性を学ぶことは、生きるを学ぶこと。」をテーマに、2022年4月18日付けの朝日小学生新聞にプロジェクトのスタートを知らせる1ページの告知を掲載した。

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生教育プロジェクト
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 朝日学生新聞社と電通Femtech and Beyondは、「生教育プロジェクト」を2022年4月にスタートした。「性を学ぶことは、生きるを学ぶこと。」をテーマに、2022年4月18日付けの朝日小学生新聞にプロジェクトのスタートを知らせる1ページの告知を掲載した。

 朝日学生新聞社は、朝日小学生新聞を中心に親子で性に関する会話のきっかけづくりと性にまつわる正しい知識を得られる場を創出する。朝日小学生新聞の別刷り「朝小かぞくの新聞」での記事連載(記事協力:命育)や朝日小学生新聞での企画紙面、オンラインイベント等での親子向け情報発信を通じ、子供たちがより良い選択ができる環境を整えることを目指している。

 国際的な性教育の指針「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」は、2009年「性の権利」としての「包括的性教育」を具体化するため、ユネスコで開発された。日本では妊娠の仕組みを学ぶことが中心で、多様性やジェンダー、他者の尊重等の幅広く性について考える機会が少なく、子供たちが性についてトラブルを抱える原因にもなっている。

 「生教育プロジェクト」では、子供たちに「性」について、「命」についてきちんと話して教えるために、プロジェクトに賛同する医師や専門家、さまざまな企業・団体の協力を得ながら保護者と一緒に「命」と「性」について学んでいきたいと考えている。

 「生教育プロジェクト」の活動は、朝日小学生新聞に毎月20日に挟み込む「朝小かぞくの新聞」で命育の協力による記事を掲載。朝日学生新聞デジタルプラスでは「朝小かぞくの新聞」での連載記事を4月からスタートした。Webサイトで見ることができる。また、LINENEWS「朝日こども新聞」でも配信を予定。プロジェクトに賛同の企業・団体との紙面企画やイベント等も随時実施を予定している。

《大田芳恵》

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