新1年生保護者の悩み「相談室」Web公開…光村図書出版

 小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版は2022年4月21日、新学期の特別コンテンツとして、「新いちねんせいお悩み相談室」をWebサイトにて公開した。新1年生保護者の「あるある」な悩みに回答している。

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新いちねんせいお悩み相談室
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 小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版は2022年4月21日、新学期の特別コンテンツとして、「新いちねんせいお悩み相談室」をWebサイトにて公開した。新1年生保護者の「あるある」な悩みに回答している。

 特別コンテンツ「新いちねんせいお悩み相談室」は、光村図書の小学1年生の教科書編集に携わってきた吉村あかね先生(神奈川県川崎市立富士見台小学校教頭)が、Q&A形式で保護者の悩みを解決してくれる。

 「忘れ物が心配になり、『これは入れたの?あれは?』とついつい口うるさくなってしまう」という翌日の準備の手伝いについての質問には、いちばん大切にしてほしいのは、次の日が楽しみになるような時間にすること。「明日、国語があるね。楽しみだね」「算数はどんなことを習っているの?」等の声かけをして、親子の会話ができる時間になることをアドバイスしている。

 「平仮名がなかなか上手にならず、教えようとすると練習を嫌がるようになってしまった」という悩みには、無理に練習の量を増やすとますます嫌いになり、悪循環に陥ることがあることから「文字で伝えることは楽しい」ということを味わわせてあげること。すてきな便箋でおうちの人と手紙交換をする、好きなアニメのキャラクターの絵と名前をカードに書いてみる等、子供が好きなことを文字に書く機会をつくる。そして、子供が何かを書いたときは、文字の形を指導しようとせず褒めてあげること。

 タブレットの付き合い方については、最初に家でのルールを作る。「8時になったらおうちの人に渡す」「リビング以外で使わない」「30分使ったらやめる」等、家庭の方針にあわせて、最初に子供とルールを決める。使用する時間と場所をきっちりと決めておくと、後で困ることが少なくなるという。

 「新いちねんせいお悩み相談室」では、子育て経験のある人たちの「こんなことに悩んでいた」「こんなことを知りたかった」という声を集めているため、「あるある」な悩みが多く掲載されている。

《田中志実》

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