ソニー幼児教育支援、20周年記念セミナー「科学する心を育てる」

 ソニー教育財団は、2022年度に「ソニー幼児教育支援プログラム」が20周年を迎えることを記念し、7月~8月にかけて全3回のオンラインセミナー「『科学する心』を育てるって何だろう?」を開催する。6月2日より、第1回・第2回の申込受付を開始。Webサイトにて受け付ける。

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ソニー幼児教育支援プログラム20周年記念「科学する心」を育てるって何だろう?
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 ソニー教育財団は、2022年度に「ソニー幼児教育支援プログラム」が20周年を迎えることを記念し、2022年7月~8月にかけて全3回のオンラインセミナー「『科学する心』を育てるって何だろう?」を開催する。6月2日より、第1回・第2回の申込受付を開始。Webサイトにて受け付ける。

 「ソニー幼児教育支援プログラム」は、ソニー創業者の井深大氏が戦後の日本の復興を願って開始した「ソニー理科教育振興資金」事業と、乳幼児期の心の教育の大切さを唱えて設立した「幼児開発協会」の事業統合を契機に、新しい幼児教育支援として2002年度にスタートした。プログラムの柱として実施している「保育実践論文」では、「科学する心を育てる」をテーマに全国の園から実践論文を募集。応募数は、2002年当初の53園から、2021年には155園へと増加し、20年で延べ2,000園以上の幼稚園・保育所・認定こども園に、総助成額約1億3,000万円、 教育機器(ソニー製品)の贈呈約8,000万円にのぼる助成を行ってきた。

 助成に加え、発表会や「実践事例集」の発刊等、「保育実践論文」入選園の優れた実践を広く全国の園や教育関係者に公開する活動も実施。近年は、保育者個人がつながり支えあう会員組織「乳幼児のための科学する心ネットワーク」の設立や、持続可能な社会とこれからの保育・幼児教育を結ぶ「ぐうたら村」との共同ゼミナール開講等、「科学する心を育てる」保育につながる新たな事業を展開している。

 今回、幼児教育支援プログラム20周年記念として「『科学する心』を育てるって何だろう?」と題した全3回のオンラインセミナーを開催。各日ごとに「保育実践論文」の審査に携わる幼児教育の第一人者の先生を講師として招き、講演や質疑応答を行う。

 第1回となる7月2日の講師は、学習院大学教授・秋田喜代美氏。第2回は7月13日、NHK・Eテレの幼児教育番組でもおなじみの玉川大学教授・大豆生田啓友氏を招いて開催。各日、講演や「保育実践論文」で表彰された園による事例発表を行い、質疑応答等を通して参加者と双方向で考える機会を設ける。

 第3回は8月27日に、「保育実践論文」の審査委員長を務める脳科学者・日立製作所名誉フェローの小泉英明氏を招いて実施。いずれも参加無料、事前申込制。第1回と第2回の申込みは、6月2日~28日までWebサイトで受け付ける。第3回の申込受付は6月後半に開始予定。実施内容等含め、詳細は決まり次第Webサイトで発表する。

◆ソニー幼児教育支援プログラム20周年記念オンラインセミナー
「科学する心」を育てるって何だろう?
日時/講師:
・第1回 2022年7月2日(土)10:00~11:50/学習院大学教授・秋田喜代美氏
・第2回 2022年7月13日(水)18:00~19:45/玉川大学教授・大豆生田啓友氏
・第3回 2022年8月27日(土)15:00~予定/日立製作所名誉フェロー・ソニー幼児教育支援プログラム審査委員長・小泉英明氏
形式:オンライン開催
参加費:無料
申込方法:ソニー教育財団のWebサイトから申し込む
申込期間:【第1回・第2回】2022年6月2日(木)~6月28日(火)
※第3回の申込受付は6月後半に開始予定。詳細は決まり次第Webサイトにて発表する

《畑山望》

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