「日本おもちゃ大賞」は2008年に玩具産業の活性化を図ることを目的に創設。14回目となる2022年は、応募総数29社295商品の応募があり、審査の結果、7部門の大賞・優秀賞35商品、ヒット・セールス賞1商品、特別賞2商品、イノベイティブ優秀賞1商品の計39商品が選出された。
2021年度国内玩具市場にもっとも貢献した玩具に贈られるヒット・セールス賞は「カメラもIN!マウスできせかえ!すみっコぐらしパソコンプレミアムプラス（セガトイズ）」が選ばれた。そして特に玩具業界に貢献し顕彰に値する商品があった場合に贈られる特別賞には、トミカシリーズ（タカラトミー）と仮面ライダーシリーズ（バンダイ）が選出。さらに、応募商品の中から、各部門の審査とは別に、新しい発想や、新しい素材・技術等が顕著な商品に贈られるイノベイティブ優秀賞には、トリマー体験が楽しめる新感覚ホビー「トリミングペットサロン（タカラトミー）」が選ばれた。
各部門の大賞は、エデュケーショナル・トイ部門「coemo（コエモ）」（タカラトミー）、ベーシック・トイ部門「すみっコぐらし ピピッとスキャンでおかいもの！すみっコセルフレジスター」（アガツマ）、アクション・トイ部門「チョロQ」（タカラトミー）、コミュニケーション・トイ部門「3D立体オセロ」（メガハウス）、キャラクター・トイ部門「DXドンオニタイジン」（バンダイ）、ハイターゲット・トイ部門「超合金魂 GX-100 ガイキング＆大空魔竜」（BANDAI SPIRITS）、共遊玩具部門「アンパンマン 光るドレミファ♪マジカルボンゴ」（アガツマ）。
受賞商品はすべて、東京おもちゃショー2022のWebサイトに掲載されている。また、6月16日・17日の2日間、3年ぶりの開催となる国内最大規模の玩具見本市「東京おもちゃショー2022」にも展示される。今回は、感染拡大防止の観点から、ビジネス関係者を対象とした商談見本市としての開催で、一般参加はできない。
