「受験案内」では、2023年度共通テストの出願手続きや試験概要等を解説。志願票や検定料払込用紙等、出願書類一式も添付されており、出願にあたり必ず入手する必要がある。9月1日から、共通テストを利用する全国の大学の入試担当窓口で無料配付する。全国学校案内資料管理事務センターでは、高校単位や予備校用の一括請求による発送サービスも行う。
2023年度受験案内では、携帯電話やスマートフォン、ウェアラブル端末等の電子機器類について、試験室に入る前に必ずアラームの設定を解除し電源を切っておくよう注意喚起。試験時間中の注意事項として、監督者が試験室内を巡視し、顔を上げるよう指示したり、マスクやメガネ等を一時的に外すよう指示したり、不正行為に見えるような行為に注意したりする場合があると明記している。
病気・負傷や障害等のため、受験上の配慮を希望する場合は、受験上の配慮申請が必要となる。申請期間は、出願前に申請する場合は8月1日から9月22日(消印有効)、出願時に申請する場合は9月26日から10月6日(消印有効)。ただし、希望する配慮によっては審査に時間がかかる場合もあるため、受験上の配慮を希望する場合は、できるだけ出願前に申請してほしいとしている。出願前に審査結果の通知を希望する場合は、9月5日(消印有効)までに申請すること。
「受験上の配慮案内」は、申請に必要な様式も含めて、大学入試センターWebサイトからダウンロードできる。
2023年度共通テストは、9月26日から10月6日まで出願を受け付け、2023年1月14日と15日に本試験を実施する。追・再試験は1月28日と29日。