高校生学校対抗「科学の甲子園全国大会」3/17-20

 JST(科学技術振興機構理数学習推進部)は「第12回科学の甲子園全国大会」を、2023年3月17日から3月20日まで、つくば国際会議場およびつくばカピオで開催する。全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う。優勝チームには、文部科学大臣賞が授与される。

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第12回科学の甲子園全国大会
第12回科学の甲子園全国大会 全 2 枚 拡大写真
 JST(科学技術振興機構理数学習推進部)は「第12回科学の甲子園全国大会」を、2023年3月17日から3月20日まで、つくば国際会議場およびつくばカピオで開催する。全国の高校生が学校対抗で科学の力を競う。優勝チームには、文部科学大臣賞が授与される。

 JSTでは、発達段階に応じ才能を伸ばせるよう体系的な人材育成に取り組んでいる。科学好きの裾野を広げ、生徒が才能を十分に発揮し、切磋琢磨する機会を提供している。「科学の甲子園全国大会」は、科学好きの裾野を広げるとともに、トップ層の学力伸長を目的として開催する。

 2021年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、各都道府県会場での分散開催とし、「筆記競技」のみを行った。2022年度は通常開催を予定している。全国大会では各都道府県より選出された代表校が、科学技術・数学・情報における複数分野の競技を行い、総合点を競いあう。

 競技は「筆記競技」と「実技競技」を実施。「筆記競技」は、理科、数学、情報の中から、習得した知識をもとにその活用について問う問題。教科・科目の枠を超えた融合的な問題も出題されることがある。「実技競技」は理科、数学、情報に関わる実験、実習、考察等の科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力やコミュニケーション能力等により課題を解決する。

 「筆記競技」は1競技行う。競技者数は6名、競技時間は120分程度。「実技競技」は3競技行う。1競技3~4名、競技時間は競技毎に決定する。筆記競技と実技競技の配点比率は1:2とする。「筆記競技」「実技競技」ともに、当該競技チームが問題等を分担、相談する等協働して成果を創出し、その成果を競いあう。

 各都道府県教育委員会は全国大会の代表を選考するための都道府県大会を行う。全国大会出場チームは、1都道府県1チーム。全国大会出場チームは1校単位で編成。出場チームは高校1、2学年の生徒(中等教育学校後期課程および高等専門学校にあっては同年次の生徒または学生)で構成する。出場チームの員数は6人以上8人以内。都道府県大会開催日程や最新情報はWebサイトで確認できる。

◆第12回科学の甲子園全国大会
日程:2023年3月17日(金)~20日(月)
場所:つくば国際会議場、つくばカピオ
対象:高校生

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《大田芳恵》

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