日本人学生向け、台湾名門大学の学校説明会…25大学参加

 日本台湾教育センターは2022年11月18日から20日まで、台湾留学希望者とその保護者、高校進路指導担当者向けに「台湾留学フェア2022秋」をオンライン開催する。2023年9月入学に向けた国立台湾大学等を含む名門大学25校が参加の大学説明会。参加無料、事前申込制。

教育・受験 高校生
台湾留学フェア2022秋
台湾留学フェア2022秋 全 3 枚 拡大写真

 日本台湾教育センターは2022年11月18日から20日まで、台湾留学希望者とその保護者、高校進路指導担当者向けに「台湾留学フェア2022秋」をオンライン開催する。2023年9月入学に向けた国立台湾大学等を含む名門大学25校が参加の大学説明会。参加無料、事前申込制。

 日本台湾教育センターは、日本の文部科学省にあたる台湾教育部が、日本に台湾の高等教育を広め、日本と台湾の学術交流を深めることを目的として2012年に設立された。多文化共生、異文化交流の重要性が叫ばれる中、台湾政府は公用語の英語化を強く推進し始めており、中国語と英語を並行して学べる理想的な大学環境が整っている。一方、日本では、日本の学生のグローバル化が求められ、日本国内における産官学が一体となって推し進めている。

 2022年3月に実施したオンラインでの「台湾留学フェア2022春」は、延べ1,000名の参加があった。日本国内で台湾留学に関するイベントとしては最大規模のものとなる今回は、台北駐日経済文化代表処による全面的な後援を受け、台湾の25大学が参加する。2023年9月入学に向けた入試情報の提供、台湾留学のメリット等を紹介する。

 台湾留学は、中国語初心者でも大学に入学できるシステムや、中国語だけではなく英語での授業も充実しており、4年間英語ですべての授業を受けることができるコースを設置する大学も多い。卒業後に日英中のバイリンガルを目指すことも可能。

 日本の私立大学の授業料程度の費用で、1年間の滞在費や生活費等もカバーできるため、地方から東京や大阪等の都市部の大学へ進学するよりも安価に大学に通うことが可能。外国人留学生向けの給付奨学金制度も充実している。特にユニークなのは世界各国の大学への交換留学制度。台湾の大学学費を払うことで、世界各国の名門大学への交換留学も可能になるため、日本の大学の学費を払うよりも圧倒的に安く海外の大学へ交換留学ができるというのも魅力になっている。

 「台湾留学フェア2022秋」は、台湾の大学とオンラインでつなぎ、学校担当者が大学の特徴、入学方法、奨学金等についての個別説明会をする。また、日本台湾教育センターによる留学セミナーや留学エージェントによる台湾留学進学方法等についてのセミナーも実施する。

 参加費無料。対象は、台湾留学希望者とその保護者、高校進路指導担当者。参加はWebサイトの参加エントリー申込フォームより参加希望日の前日まで受け付ける。

◆台湾留学フェア2022秋
日時:2022年11月18日(金)~20日(日)
会場:オンライン
対象:台湾留学希望者とその保護者、高校進路指導担当者
申込締切:参加希望日の前日
参加費:無料
申込方法:Webサイトの参加エントリー申込フォームより申し込む
<参加大学>
中原大学、樹徳科技大学、東呉大学、長栄大学、淡江大学、国立台北大学、大葉大学、国立屏東科技大学、朝陽科技大学、景文科技大学、輔仁大学、国立台湾師範大学、国立成功大学、国立台湾芸術大学、中山医学大学、中国医薬大学、国立高雄大学、静宜大学、東海大学、国立清華大学、実践大学、国立高雄ホスピタリティ大学、開南大学、逢甲大学、中国文化大学

《大田芳恵》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集