【大学入学共通テスト2023】志願者数51万2,581人(確定)過去最多870校が利用

 大学入試センターは2022年12月6日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テストの確定志願者数と現役志願率、利用校数を発表した。現役志願率は前年同率の45.1%で、志願者数は前年比3.4%減の51万2,581人。過去最多となる870大学が利用する。

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2023年度大学入学共通テストの志願者数(出願資格別)
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 大学入試センターは2022年12月6日、2023年度(令和5年度)大学入学共通テストの確定志願者数と現役志願率、利用校数を発表した。現役志願率は前年同率の45.1%で、志願者数は前年比3.4%減の51万2,581人。過去最多となる870大学が利用する。

 2023年度大学入学共通テストは、2023年1月14日と15日の2日間。追試験および再試験は1月28日と29日に行われる。

 志願者数51万2,581人のうち、高等学校等卒業見込者(現役生)は前年度比1万2,496人減の43万6,873人、高等学校等卒業者(既卒者)は前年度比5,143人減の7万1,642人、高卒認定等の志願者は前年度比147人減の4,066人。

 2023年3月高等学校等卒業見込者(現役生)のうち、共通テストに出願した者の割合を示す現役志願率は前年同率の45.1%だった。

 大学入学共通テスト利用大学・専門職大学・短期大学の総数は、前年度比7校増の870校で過去最多となった。このうち、大学は711校(国立82校、公立94校、私立535校)、専門職大学は8校(公立2校、私立6校)、短期大学は151校(公立12校、私立139校)。

 大学入試センターは、大学入学共通テストを利用する大学から「大学独自の試験のみで選抜を行うよりも、広範囲の教科・科目から選択することで広い視野から受験者の適性の評価が行えるようになった」「今まで実施が難しかった小論文や面接を導入する余裕ができた」等の好評価を得ており、引き続き、入試改革に貢献していくとしている。


《川端珠紀》

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