「Z世代」の中高生、SNS上でもリアルな繋がり重視

 Studyplusトレンド研究所は「SNSの世代別利用傾向調査」を実施し結果を公開した。Z世代はX・Y世代より、著名人・インフルエンサー、企業が運営しているアカウント、公式マークがついているアカウントへの信頼度が高い傾向がみられた。

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SNSで情報収集する際、リアルでも繋がっている人(家族・友人等)が発信する情報はどの程度信頼できるか
SNSで情報収集する際、リアルでも繋がっている人(家族・友人等)が発信する情報はどの程度信頼できるか 全 6 枚 拡大写真

 Studyplusトレンド研究所は「SNSの世代別利用傾向調査」を実施し結果を公開した。Z世代はX・Y世代より、著名人・インフルエンサー、企業が運営しているアカウント、公式マークがついているアカウントへの信頼度が高い傾向がみられた。

 調査は、全国の「Studyplus」ユーザー(全年齢対象)を対象にインターネットで実施。調査期間は2022年9月16日~22日。有効回答数3,494名のうち、Z世代(12歳~25歳)は2,708名、X・Y世代(26歳以上)は786名。

 SNSで情報収集する際、「リアルでも繋がっている人(家族・友人等)が発信する情報はどの程度信頼できるか」について、「Z世代」の信頼度は7~8割。一方で「X・Y世代」は7割未満であり、「Z世代」の方がリアルな繋がりに信頼をおく割合が高い傾向がみられた。つぎに「SNSのみで繋がっている人が発信する情報はどの程度信頼できるか」を尋ねたところ、どの年代も信頼度は3割未満に。フォロー・フォロワー外の人が発信する情報の信頼度は、どの年代も2割未満とさらに低い結果となった。

 SNSで情報収集する際、「著名人・インフルエンサー」「企業が運営しているアカウント」「公式マークがついているアカウント」への信頼度は、「Z世代」の方が「X・Y世代」より高い傾向がみられた。世代が若くなるほど「信頼できる」「少し信頼できる」の割合が高い傾向にあり、特に「中学生」「高校生」における「著名人・インフルエンサー」の信頼度は半数以上、「企業が運営しているアカウント」「公式マークがついているアカウント」では約8割が信頼しているという結果になった。

 調査結果の詳細はWeb上で閲覧することができる。

《中川和佳》

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