キッズスマホ「Hamic MIELS」電池切れても検知可能

 Hamee(ハミィ)は、電池が切れても居場所が検知可能な次世代システムを搭載したキッズスマホ「Hamic MIELS(はみっく ミエルス)」の発売を決定。公式販売に先立ち、2023年1月17日より先行入手できるクラウドファンディングを開始した。

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次世代キッズスマホ「Hamic MIELS」
次世代キッズスマホ「Hamic MIELS」 全 8 枚 拡大写真

 Hamee(ハミィ)は、電池が切れても居場所が検知可能な次世代システムを搭載したキッズスマホ「Hamic MIELS(はみっく ミエルス)」の発売を決定。公式販売に先立ち、2023年1月17日より先行入手できるクラウドファンディングを開始した。

 ちょっとした行き違いや目を離した隙に、幼い命が犠牲になってしまう痛ましい事件や事故が後を絶たない。警察庁の発表によると、9歳以下の子供だけでも2021年の行方不明者数は1,010人にものぼるという。

 そのような中、ITの力により子供たちを見守るべく開発された「Hamic MIELS」は、Android12を搭載した次世代キッズスマホ。ottaと共同開発した「MIELS(ミエルス)システム」を搭載しており、保護者は子供の位置情報や行動履歴等の確認の他、設定した「見守りスポット」への到着通知を受け取ることができる。

 ottaのサービスを導入する一部自治体では、公共施設や地域のタクシーでも接触情報や通過情報が記録されるため、街全体で子供たちを見守ることが可能。また、端末同士での互いの見守りや、専用アプリをインストールした地域住民による見守りも可能であり、周囲の利用者が増えることで、見守りがより強固になる(個人情報や位置の情報は、検知した端末や他のユーザーにわからないような仕組みになっている)。

 さらに、従来のGPS端末やキッズスマホの共通課題であった電池切れの問題にも対応。本体端末の電池が切れてしまった場合も、一定期間は微弱電波を発信し続けるため、集まった接触情報や通過情報をもとに端末の位置情報を割り出すことができるという。

 今回「Hamic MIELS」の公式販売に先駆け、2023年2月28日までの期間、先行入手できるクラウドファンディングを行う。本体を特別価格で提供する他、保護者や地域の人が「MIELS見守り隊」として参画できる等、さまざまなリターンの中から選択することができる。

 「Hamic MIELS」の商品開発プロジェクトチームは、「ひとりひとりが昨日よりも少し優しい眼差しで子供たちを見守る。そんな社会になってほしいと心より願っています。子供たちが安心安全に暮らせる社会の基盤をつくるために、みなさんの力を貸してください」と呼び掛けている。

◆クラウドファンディングプロジェクト概要
プロジェクト名:地域のみんなでみまもるファーストスマホ「Hamic MIELS」新登場
プロジェクト期間:2023年1月17日(火)~2月28日(火)
リターン例:「Hamic MIELS」台数限定超早割・30%オフ等

《木村 薫》

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