【中学受験2023】学習塾が勧める「ICT教育に力を入れている中高一貫校」ランキング

 大学通信は2022年末から2023年始にかけて、「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022」を公開している。「ICT教育に力を入れている中高一貫校」は、3位に青陵、4位に工学院大付、5位に芝浦工業大柏がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

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学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022「ICT教育に力を入れている中高一貫校」1~11位
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 大学通信は2022年末から2023年始にかけて、「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022」を公開している。「ICT教育に力を入れている中高一貫校」は、3位に青陵、4位に工学院大付、5位に芝浦工業大柏がランクイン。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 ランキングは、大学通信が首都圏の学習塾にアンケートを実施し、266の学習塾の塾長、教室長から回答を得た中から独自に作成したもの。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント…として集計。コロナ禍で学校の情報収集が思うようにできない状況が続く中、エキスパートの意見を役立ててもらうことを目的に、気になる項目別のランキングを発表している。

 3位の青稜は、かねてより情報教育に力を入れ、コンピュータ活用能力を培うCAI教室を設置。各種アプリケーションの基礎的な活用やインターネットによる情報収集力を高める指導を行い、情報ネットワークを駆使した国際交流も体感できる。CAI教室は、放課後には自学自習の空間「Sラボ」として活用されており、学習計画立案から進度の確認まで、専任の講師(チューター)が生徒の学びをサポート。毎月1回の定期面談の他、保護者のスマートフォンに生徒のSラボへのチェックイン情報が自動で送信されるシステムも構築されている。

 4位の工学院大附は、先端数理情報工学を核とした「K-STEAM教育」を推進。工学院大との包括的連携に基づく教育環境が整備されている。3Dプリンタや3Dスキャナ、大型モニタや可動ボード等を設置した「MakeRoom」や「Fabスペース」の他、各教室には電子ボードとWi-Fiを完備し、ICTを活用したアクティブラーニング環境を実現。現代に必須の情報リテラシーも養われる。また、隣接する工学院大学八王子キャンパスの施設の一部を中高生が利用することも可能。ラボでの実験授業や大学教授による特別講座、探究論文のための研究室訪問等、生徒の学びへの意欲をかきたてるプログラムも充実している。

 大学通信のWebサイトではこの他、「ICT教育に力を入れている中高一貫校」ランキング1位・2位の学校について、同様にランキング結果に結びついた分析等を紹介している。

「ICT教育に力を入れている中高一貫校」1位は?

その他の「学習塾が勧める中高一貫校ランキング2022」結果

入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校
生徒や保護者の満足度が高い中高一貫校
面倒見が良い中高一貫校
・図書館が充実している中高一貫校
・理数教育に力を入れている中高一貫校
校舎など施設、設備が充実している中高一貫校
グローバル教育に力を入れている中高一貫校
最近、合格実績が伸びていると思われる中高一貫校

《畑山望》

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