「看護・保健・医療系」1位は…2022学部系統別実就職率ランキング

 大学通信は2022年末から「2022年学部系統別実就職率ランキング」を公開している。第2弾として取り上げる「看護・保健・医療系」の1位には、実就職率100%の4大学が並んだ。ついで、5位は国際医療福祉大・小田原保健医療学部、6位は梅花女子大・看護保健学部がランクイン。

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2022年学部系統別実就職率ランキング【看護・保健・医療系】1~15位
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 大学通信は2022年末から「2022年学部系統別実就職率ランキング」を公開している。第2弾として取り上げる「看護・保健・医療系」の1位には、実就職率100%の4大学が並んだ。ついで、5位は国際医療福祉大・小田原保健医療学部、6位は梅花女子大・看護保健学部、7位は北里大・看護学部がランクイン。1位は大学通信のWebサイトより確認できる。

 ランキングは、医科・歯科の単科大等を除く全国743大学を対象に今春の就職状況を調査。555大学から得た回答(2022年8月15日現在)を基に、系統別に学部実就職率上位校をまとめた。実就職率(%)は、「就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」で算出。文部科学省が推奨する「就職率=就職希望者数に占める就職者の割合」と区別するため「実就職率」という表記を用いた。なお、算出方法が異なるため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。

 ランキングには、卒業生数が80人未満の小規模学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは未掲載。東京大等のデータを未公表、または未集計の大学・学部も掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載している。また、「所在地」は大学設置者としての住所を示すもので、該当学部のキャンパス所在地を示すものではない。

 実就職率100%で同率1位となった4大学のうち、卒業生数がもっとも多いのは安田女子大・看護学部。最新機器を備えた施設を活用し、看護師として必要な知識・技術を修得するとともに、疾病の発生、治療、予防といった人と疾病に関する科目を幅広く学び、社会のニーズに応える質の高い看護師を育成する。看護師、助産師、保健師の各国家試験受験資格の他、第一種衛生管理者、養護教諭二種免許状の取得が可能。チーム医療の一員として求められる医療の基礎知識を広く学び、共通教育科目等の学科の枠を超えた学びで知識と視野を広げ、柔軟な思考力、深い洞察力を養う。

 トップ10のうち8校、トップ30のうち20校が「看護学部」と大半を占め、30位の天理医療大・医療学部でも実就職率97.1%と、この系統の実就職率の高さがわかるランキングとなった。

 大学通信のWebサイトでは、看護・保健・医療系実就職率ランキング1位の他大学についても、ランキング結果に結びついた分析を含め紹介している。

2022年実就職率ランキング「看護・保健・医療系」1位は?


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《畑山望》

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