【高校受験2023】都立蔵前高「実技検査」出題ミスで全員正解に

 東京都教育委員会は、2023年1月26日に実施した東京都立蔵前工業高等学校の入学者選抜の実技検査において、問題に誤りがあったと発表した。該当の問題については、受検者全員に対して一律加点するという。

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 東京都教育委員会は、2023年1月26日に実施した東京都立蔵前工業高等学校の入学者選抜の実技検査において、問題に誤りがあったと発表した。該当の問題については、受検者全員に対して一律加点するという。

 該当校は、東京都立蔵前工業高等学校。専門学科は機械科、電気科、建築科、設備工業科の4つが設置されている。蔵前工業高等学校では、専門的な知識・技能を身に付けるための実習を中心とした実践的な授業を展開し、生徒の進路実現を目指している。また、就職希望者の内定率はほぼ100%であり、難関といわれる大企業や、その分野でのオンリーワンの技術をもった企業に多くの生徒が就職しているという。

 蔵前工業高等学校の入試で誤りがあったのは、実技検査の問題。「『2』に直径120mmの円に内接する正十二形を描きなさい。」と記されていたが、正しくは「『2』に直径120mmの円に内接する正十二角形を描きなさい。」であった。

 採点上の対応として、実技検査の問題については、全受検者に対して一律に加点するという。受検状況は、推薦に基づく選抜では募集人員70名に対し、受検人員が83名。また、連携型入学選抜では推薦に基づく選抜が募集人員15名に対し、受検人員が8名となっている。

《いろは》

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