横浜日野中央公園「手づくりバラ園フェスティバル」4-5月

　神奈川県横浜市日野中央公園は「ガーデンネックレス横浜2023」の連携事業として、2023年4月27日から5月21日まで、バラの見頃にあわせ「手づくりバラ園フェスティバル」を入場無料で開催する。ワークショップ（先着順、事前申込制、参加費500円より）やマルシェも実施する。

　日野中央公園は、芝生広場、テニスコート、野球場、子供向けの遊具や大人向けの健康器具もあり、幅広い世代の市民に広く利用されている。地域のボランティアの人々と管理を行っている「バラ園」には、約70種140株のバラが植えられている。

　日野中央公園では、地域住民や小学校、保育園とともに、より良い公園環境づくりを目指し、事業を協働で取り組んでいる。中でも「バラ」は、地域のボランティアの人と公園スタッフが、約8年をかけて約40株から約140株まで増やし、見応えがありつつ温かみのある「バラ園」になったという。この「バラ園」の見頃にあわせ、横浜に春の訪れを告げるフラワーリレーイベント「ガーデンネックレス横浜2023」の連携事業として、4月27日から5月21日まで「手づくりバラ園フェスティバル」を開催する。

　「手づくりバラ園フェスティバル」では、横浜市が2009年の開港150周年を記念して開発した「はまみらい」、平和のシンボルとして名付けられた「ピース」等の美しい花色や巨大輪の存在感を楽しむことができる。また、つるバラを代表する品種「アイスバーグ」のたおやかに伸びた枝と、白い花々の華やかさも見どころだという。

　「手づくりバラ園」をさらに楽しむために、特長等がわかる「バラガイド」の配布や、“フルーティー”や“スパイシー”等7つに分類される香りを堪能する「バラの香りスコープ」、推しバラを選ぶ「バラの人気投票」を毎日無料で行う。

　さらに、花や緑による街の魅力向上や、自然環境へ関心が向くことを目的に、期間中の土日祝日に、日替わりでワークショップとマルシェを開催する。「採蜜＆キャンドル作り」では、新杉田公園で飼育しているみつばちが出張してくる。巣の中のみつばちの活動のようすを観察箱で間近に見ることができる。みつばちの特性を学び、はちみつを遠心分離機にかける採蜜作業を体験する。また、巣を精製したミツロウを使い虫よけキャンドルを手作りする。参加費は1組2,000円（税込）。定員は小学生1名と保護者1名の各回10組。

　「フラワーアレンジメント」では、園内で咲いたバラ等の花を使って手作りする。参加費は1,500円（税込）、定員は2回で合計15人。「葉っぱでペイントするエコバッグ」では、園内で採れた葉っぱにアクリル絵の具を塗って、エコバッグにスタンプする。作品を作りながら、丸、ギザギザ、ハート型等の葉の形や葉脈等の植物の個性に気付くことができる。参加費は500円（税込）、定員は各回10人。他にも、園内の花を使用した「ハーバリウム」や「ミニ寄せ植え」「たねダンゴ」「モスボールづくり」も行う。ワークショップの申込みは、電話、メール、レストハウス窓口で先着順に受け付ける。事前申込制。

　また、マルシェでは社会福祉法人や企業、農家が出店し、花苗・野菜・食品等を販売する。なくなり次第終了となる。なお、ワークショップにも登場する横浜市新杉田公園のみつばちが集めた「はちみつ」と「はちみつ飴」は、期間中毎日販売する。入場無料。駐車場は40台駐車可能。2時間で300円、以後20分ごと50円。土日祝のみ臨時駐車場あり。ワークショップ全日程等、詳細はWebサイトで確認できる。

◆手づくりバラ園フェスティバル
日程：2023年4月27日（木）～5月21日（日）
時間：11:00～15:00 ※荒天中止
会場：横浜市日野中央公園
入場料：無料

【ワークショップ】
申込方法：電話、メール、レストハウス窓口に申し込む
※先着順、事前申込制
＜採蜜＆キャンドル作り＞
日時：2023年4月29日（土・祝）11:00、14:00
対象：小学生と付き添いの保護者（成人）
料金：1組2,000円（税込）
定員：各回10組（小学生1名と保護者1名）
＜公園の花でお試しアレンジメント＞
日時：2023年5月13日（土）11:00、14:00
料金：1,500円（税込）
定員：2回合計15人
＜公園の葉っぱでエコバッグペイント＞
日時：2023年5月20日（土）11:00、21日（日）14:00
料金：500円（税込）
定員：各回10人
＜公園の花でハーバリウム＞
日程：2023年5月4日（木・祝）、6日（土）、7日（日）、14日（日）、20日（土）
時間：14:00
料金：1,500円（税込）
定員：各回10人
＜ミニ寄せ植え＞
日時：2023年4月30日（日）11:00、14:00
料金：1,500円（税込）
定員：各回10人