サポーターズは2023年5月17日、「参加してよかったエンジニアサマーインターンランキング2023」の調査結果を公開した。リクルートが総合ランキングで2年連続1位、部門別ランキングでも3冠となった。92％が就職先希望度へのインターンシップによる影響ありと回答。
「参加してよかったエンジニアサマーインターンランキング」は、2023年3月31日から5月2日、2024年卒業予定登録のサポーターズを利用しているエンジニア就職希望の学生を中心に調査をWebアンケートで実施したもの。393名が回答、延べ570件の回答を得た。投票者はインターンに参加した企業のうち最大3社の企業名を任意で記載し、「技術力の向上」「メンタリング、フィードバック体制」「雰囲気、社員の人柄」「周りのレベルの高さ」の各項目の満足度において5段階から選択したものを、サポーターズがポイント化して集計。なお公平性担保の観点から5回答以上集まった企業262社をランキングの対象とした。
参加してよかったサマーインターンの総合ランキングでは、2年連続リクルートが1位を獲得。2位はCARTA HD、3位サイバーエージェント、4位ディー・エヌ・エー、5位ヤフー等のWebサービスを展開する企業が中心にランクインした。
部門別ランキングでもリクルートが3部門でリクルートが1位を獲得。「雰囲気、社員の人柄」ではCARTA HDが1位となり、総合ランキング上位の企業が部門別ランキングでも上位に名を連ねる結果となった。
インターンシップによる、就職先希望度への影響は、92.2％があると回答している。サポーターズによると、数日～1、2週間の短期インターンシップだけではなく、長期インターンシップを実施する企業も増える中、企業ごとの独自の工夫を凝らしたインターンシップの設計が必要となってきそうだという。
自由記述では、「インターン内容を決める段階から、綿密にやりたいことをヒアリングして頂いて、かなり個人の意思ややりたいことを叶えようとしてくれる環境であることが伝わってきた。（リクルート）」「開発を通じてテスト駆動開発の大切さや、デザイナーとの関わり方など様々なことを学んだ。またペアプロでコーディング能力が上がったのと、社員の方との関わりが多かったため、働く際の雰囲気やイメージがたくさんついた。 毎日1on1があり、今日学んだことや次やってみたいことの言語化がすごくできた。（ヤフー）」等の回答があった。ランキング上位企業を中心に回答者の感想の内容にも着目した結果、「インターン生個人に向き合う姿勢」や「成長実感」の重要さが見受けられたという。
◆参加してよかったサマーインターンランキング 総合Top10
1位 リクルート
2位 CARTA HD
3位 サイバーエージェント
4位 ディー・エヌ・エー
5位 ヤフー
6位 ソニー
7位 楽天グループ
8位 野村総合研究所
9位 アマゾン ウェブ サービス ジャパン
10位 サイボウズ
