【高校受験2024】三重県立高、全日制の募集定員200人減

 三重県教育委員会は2023年7月5日、2024年度(令和6年度)三重県立高等学校入学定員および入学者選抜に関する実施要項などを公表した。全日制課程の募集定員は1万440人で、前年度と比較して200人減となる。

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2024年度三重県立高等学校入学定員について
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 三重県教育委員会は2023年7月5日、2024年度(令和6年度)三重県立高等学校入学定員および入学者選抜に関する実施要項などを公表した。全日制課程の募集定員は1万440人で、前年度と比較して200人減となる。

 2024年度三重県立高等学校募集定員総数は、全日制課程が前年度比200人減の1万440人、定時制・通信制課程は前年度から増減なく、定時制が770人、通信制が500人。

 入学定員を増員する学校は、神戸(普通)、白子(普通)の2校で各校1学級40人増。一方、減員する学校(学科・コース)は、桑名北(普通)、四日市西(普通)、松阪(普通)、宇治山田商業(商業)、南伊勢(普通)、鳥羽(総合)、志摩(普通)の7校で各校1学級40人を減ずる。

 南伊勢高校については、南勢校舎を募集停止し、度会校舎のみの募集とする。また、南勢校舎において、松阪高校通信制課程のサテライト教室を実施する。久居農林高校では、2024年度より後期選抜において、生物生産科と生物資源科を「生物系」、環境情報科と環境土木科を「環境系」として「くくり募集」する。

 実施要項の概要によると、2024年度入学者選抜を実施する高校は、全日制53校126学科・コース、定時制11校18学科、通信制2校2学科。このうち、全日制は、前期選抜を48校109学科・コース、後期選抜を52校119学科・コースで実施する。

 検査内容の変更は、四日市農芸の全学科において、前期選抜の集団面接を廃止し、個人面接と作文を実施、面接時間は7分程度から10分程度へと変更する。石薬師(普通)は後期選抜の集団面接を廃止し、学力検査のみとする。桑名(衛生看護科)は前期選抜の集団面接の時間を20分程度から15分程度へ変更する。

 2024年度の前期選抜は2024年1月23日から26日まで願書を受け付け、各高校が指定する1つ以上の検査を2月5日と6日に実施、合格内定を2月15日に通知する。後期選抜は2月22日から28日まで願書を、3月4日から6日まで志願変更を受け付ける。学力検査は3月11日、合格発表は3月18日に実施する。

 三重県教育委員会のWebサイトでは、各高校別の入学定員や実施要項を一覧で掲載している。

《川端珠紀》

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