「子供の話す言葉が『ヤバい!』『マジ?』ばかりでこのまま大人になってしまったら心配と言っているお母さんやお父さんが多い」というひとことがきっかけで生まれた『マンガで笑って、言葉の達人!超 こども言いかえ図鑑』(川上徹也・小川晶子著)は、2023年7月4日にGakkenから刊行された。
リセマムではGakkenの協力により、『マンガで笑って、言葉の達人!超 こども言いかえ図鑑』の一部を6回にわたって紹介する。
プロローグ




第1章

生活に関する言葉・1
「よろしくね!」と伝えたいときは、なんて言う?
ひとりずつ自己しょうかいをするヤバオたち。「1年間いっしょに学ぶ仲間ですから、すぐに覚えて仲良くなれるといいですね!」と先生。


使ってみよう!
「お見知りおきください」
→ 見て、覚えてください。よろしく。
初対面のあいさつなどで、自分の顔と名前を覚えておいてほしいときに使うよ。「以後、お見知りおきください」はひとまとまりでよく使われるフレーズ。相手に対するそんけいの気持ちをふくむ、ていねいな表現だよ。
【例文】
こんにちは! ぼくたち、まんざいクラブでコンビ結成したばかりの「マジカル☆ブランコ」って言います!以後、お見知りおきください!
【別の表現もあるよ!】
初対面のあいさつは「はじめまして。よろしくお願ねがいします」が定番。「今後ともよろしくお願いします」はあいさつのシメとしてよく使われる表現だ。「お見知りおきください」の「見知りおく」は「見て覚えておく」という意味なので、「ぜひ覚えてください」「心に留めてください」といった言いかえができる。

MISSION1 文豪くんからの挑戦状!「体」の慣用句

【ヒント】
「頭をもたげる」とは、「かくれていたことが、あらわれてくる」という意味だ。例文では、「もしかしてニセモノなのでは…?」という疑いの気持ちがあらわれてきたことを言っているんだね。「耳目を集める」は、人々の注目を集めること。「口火を切る」は、物事をまっ先に始めることを言うよ。
【答え】
C 頭をもたげた