ベネッセ上場廃止へ…少子化など背景、MBOで再建目指す

 ベネッセホールディングスは2023年11月10日の取締役会において、MBO(マネジメント・バイアウト)の一環として行われる普通株式および米国預託証券に対する公開買付けに賛同の意見を表明した。これにより、公開買付けの結果次第で上場廃止となるという。

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 ベネッセホールディングスは2023年11月10日の取締役会において、MBO(マネジメント・バイアウト)の一環として行われる普通株式および米国預託証券に対する公開買付けに賛同の意見を表明した。これにより、公開買付けの結果次第で上場廃止となるという。

 ベネッセホールディングスは、教育事業開始による「第一の創業」、介護事業開始による「第二の創業」を2本柱に、子会社39社・関連会社3社からなる企業グループに成長。1995年に大阪証券取引所市場第二部および広島証券取引所に上場、1997年には大阪証券取引所市場第一部に指定、2000年に東京証券取引所市場第一部に上場、2022年4月4日以降は東京証券取引所の市場区分見直しにともない東京証券取引所プライム市場に移行し、現在に至る。

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《畑山望》

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